まだ寒い2月下旬のある朝のこと。
娘の幼稚園の卒園式まであと1か月を切り、その日は個別で写真を撮るとのことで、登園前に娘の髪を結ぼうと耳上の髪をかきあげたら、なんだか白くて小さなつぶつぶがたくさんある…。
手で払っても取れず、なんやろこれ?フケかなぁーと思いながらみつ編みをし、ゴムで結んだそのとき。
みつ編みの編み目のすきまから1匹の茶色い虫が現れました。
!!!???
あまりに突然のことで、その虫をどうしたらいいかわからずアワアワしているうちに、また髪の中に潜って行ってしまいました。
白い粒々…虫…
これはまさか、シラミ?!
近所のお友達が以前シラミになり、シャンプーで治したと聞いたのを思い出し、どのシャンプーなのか問い合わせたところ、今うちに新品があるから!と急いで持ってきてくれました。
それがこちら。
スミスリン®️Lです。
(シラミ駆除専用シャンプーは他にも色々ありますが、どれも1本3000円くらいします?)
もう幼稚園に連れて行く時間だったので、帰ってきてからシャンプーしたらいいかな〜と呑気に思っていた私。
「これで今すぐシャンプーして!!」と言われて、え?今?と戸惑いながらも、すぐにシャンプーしました。
まずは成虫駆除
スミスリン®️Lの使い方は簡単で、規定の量で頭を洗い、5分経ったら流すだけ。
普通のシャンプーのように泡立ちます。
まず驚愕したのは、洗い流すとき。
泡とともに、なにやら黒っぽいつぶつぶが流れていきます。
シラミでした?
そしてそのあと髪を乾かすわけですが、ここで驚愕その2。
ドライヤーで乾かしながらふと足元を見ると、これまたなにやら黒っぽいつぶつぶが落ちています。
シラミでした?
卵を取るには
専用シャンプーで洗うことで、シラミの成虫は駆除できるのですが、髪にしっかりとくっついているシラミの卵は洗っても落ちません。
卵が残っていると数日で孵化し成虫になり、また卵を産み…とエンドレス。
やっかいな卵を取るのに必要なのがクシです。
スミスリン®️Lにも付属のクシがあるのですが、それよりもさらに強力だったのがこちら。
シラミの卵取り専用ステンレス製の目の細かいクシです。
これを髪に通すと、髪についていた卵がクシの目に引っかかって取れます。
毎日洗髪後にこれで卵を取りました。
乾いた髪より濡れている髪の方が取りやすかったです。
で。
毎日クシで卵を取るのですが、全てを取り切るのは難しく、どうしても残ってしまいます。
卵は2.3日で孵化するようなので、残ってしまった卵が孵化するタイミングに合わせて3日後にまた専用シャンプーで洗い、孵化した成虫を駆除します。
そしてさらにクシで卵を取り、3日後また専用シャンプーで洗い、またクシで卵を取り…と4回ほど繰り返せばだいたい大丈夫とのこと。
寝具類の洗濯
シャンプーと同時にしたのが、寝具類の洗濯。
シラミはノミと違い、飛び跳ねることはないそうなので、成虫がピョンピョン移動することはありませんが、卵がついた髪の毛が寝具に落ちていて、それがもし誰かの頭についてしまったら…うつります?
そしてシラミの卵は洗っただけでは死滅しないため、高温処理が必要です。
・寝具やタオルなどを洗濯前に60°以上のお湯に5分以上浸しておく
・アイロンをかける
・乾燥機にかける
などの方法があります。
うちには乾燥機がないので、洗濯前に枕カバーやタオルにはアイロンをかけ、他の寝具などと合わせて洗濯したあと、コインランドリーの乾燥機を利用しました。
もう大丈夫かなと思えるまで、私の場合は7日間毎日コインランドリーに通いました。
(自転車運搬だったので、7日間雨が降らなかったことが本当に救いでした。)
とまぁ、そんなこんなでシラミパニックが起きた翌週にコロナでの休校が決まり、さらに家庭内パニックが続いたわけですが、ひとまず今回のシラミは家族間の感染はなく済みました。
気になるのは、一体どこでシラミをもらってきたのか…?
娘はスイミングに通っているため、そこでの感染がかなり疑わしいです?
シラミは夏のイメージがありましたが、どうやら季節を問わず発生するようです。勝手に白い虫だと思い込んでいたので、茶色だったことも驚きでした。
私も小学校低学年の頃シラミがうつり、髪を切られ、何やら粉をはたかれた記憶があります…。
今は自宅ケアで治すことができるので多少はラクですが、それでもやっぱりもうシラミは要らないです。。。
みなさんも気をつけてくださいね。
nomnom
41歳/夫・息子(9歳)・娘(6歳)/手づくり部/感謝の気持ちを忘れずに、ふつうの毎日を大切にしたいです。趣味はフランス語、消しゴムはんこ、ふらふら街歩き。
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