暮らし発見

勝手にブックカバーチャレンジ

  • TB niki

2020.06.07

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ブックカバーチャレンジという言葉、最近SNSでよく目にします。

なんでもこのチャレンジ、読書文化普及のために始まったものだそうで、本の内容には触れずに表紙を載せていってバトンを繋いでいくのだそうです。

私はどちらかというとSNS音痴なので、かろうじて登録している場所でももっぱら見る専門なんですが…いろんな人が思い入れのある本を紹介されていて、これがとても興味深い!いつも楽しく見ております?

私はバトンをもらってもいないし渡す人もいないのですが…本に関しては切っても切れない縁があり、本なくしては今の自分もなかったなあと思っています。なので、よかったらお気に入りのブックカバーやおすすめの本を少しご紹介させてください。

まずはトップ画に載せている本から。

 

詩の玉手箱

大好きな柚木沙弥郎さんの表紙絵が美しい詩集はケース入り。月ごとの詩が集められている詩集です。

うつろう季節の美しさに感動したり心が震えたりするたび、それをどうやって言い表せば良いのかわからず、もどかしい思いをすることがあります。でも、そういう表現こそが詩にできることのひとつなのだな、とこの本を読むたびに感じます。

つねづね、自分の心の中に宝物のようにしまっておきたい美しい言葉があるといいなと思っていますが、この本はそんな気持ちを叶えてくれるような気がします。

 

黄色い本

その名の通り真っ黄色のこの本。本棚のなかでいつもいい位置にいます。

高野文子さんの漫画は手に入る範囲でならたぶん全部読んでいると思うのですが、一番好きなのはこれです。本の海にざぶんと入り、深く深く潜り込んで、本を閉じるときはまるでプハーッと水面に出てきたような感じ。そんな読書体験をこの先何度でもしたいな、とこの本のことを思うたびに感じます。

 

霧のむこうのふしぎな町

小学生の頃から大好きな童話作家の柏葉幸子さん。特に今でも時折読み返すのがこちらの本。現在は別のイラストレーターによる挿絵に変わっていますが、当時は柏葉さんのほとんどの本を竹川功三郎さんという方が担当されていたようで、家にはこの本をはじめたくさんの柏葉×竹川ペアの本が残っています。

私は「霧」という言葉に昔から幻想的なものを感じて無性に惹かれてしまうのですが、この表紙絵はまさにそんな気持ちが一層かきたてられるようで、とても好きなのです。

 



しあわせなふくろう

ふくろうの夫婦が寄り添うこの表紙絵が本当に好きで、こうして飾っておくこともしばしばある絵本。

そのむかし原書(オランダ版)を古本屋さんで見つけたことがあったのですが、フォントの感じも含めて日本語版のこちらの方が圧倒的に好きだと思った記憶があります。

自分にとっての「しあわせ」ってこういうことだったよな、とこの本を読むといつもハッとさせられます。

 

紹介したい本はまだまだたくさんあるのですが、正直こういう記事がどれほど需要あるのかということに自信がなく…?

このくらいにしておこうかなと思います。

幸せな読書体験というのは、何度あっても良いものです。

皆さまにもそんな機会がこの先たくさん訪れることを願って?

最後までお読み下さり、ありがとうございました?‍♀️

TB - niki

パート / 東京都 / LEE100人隊トップブロガー

38歳/夫・娘(4歳)・息子(1歳)/手づくり部・料理部コーヒーが好き。ミルクティーも好き。掃除は好きだけど片づけは苦手。手紙部部員。都内の雑貨屋さんや本屋さんなどを巡る休日も好きですが、海や山で過ごすのも大好き。いつも気持ちの良い場所を探しています。日記をつけはじめて1年。なるべく楽しいことを書き残したいので、いいこと探しを心がけるようになりました。昨年まで10年ちょっと、本(特に児童書)に関わるお仕事をしていました。絵本ラバーです。

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