暮らし発見

シンマンソン学舎での食生活

  • わち

2019.07.30

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7月頭にスウェーデン北部のオステルヨートランドで手芸の勉強に
行ってきた旅行記をクリップしています。
合宿先のシンマンソン学舎は3食付きで、
ひたすら手芸していて
いいですっていう夢のような環境でした。
あげぇーぜん、すうぇーでん(上膳据膳)と皆で喜んで
美味しい家庭料理を頂いてました。
シンマンソン学舎は1階にキッチンと食堂があります。

ほとんどキッチンでイチから作るということはなく。ウッラカーリンさんのお友達が
キッシュを焼いてくれたのを温めて食べたり、レーナ先生のご主人が作ってくれたのを
レーナ先生がコンテナにいれて車で運んできてくれたりしました。上画像
トップ画像もご主人の手づくりのディナーで、胸肉が柔らかくてとっても美味しかったです。
レーナ先生のご主人は、自動車関係のお仕事を終えて、定年退職されていて
普段は忙しいレーナ先生に代わってお家で家事をしているんだそう。

毎日10時半ごろと16時半にはFIKAの時間がありました。初日は、そうかこれがFIKAなのね、
とシナモンロールを食べたのですがやっぱり晩御飯が入らなくなるので、段々と飲み物だけとか
小さいクッキー1つだけとか控えめに頂いてました。
スウェーデンの人たちも、そんな大がかりにやっているわけではなく、
一息入れることで、人としゃべったり、アイディアが生まれたりするから
文化として続けているそうです。職場でもFIKAがあるそうです。

レーナ先生の家で、晩御飯を頂いた時。この日もデザートまでご夫婦の手づくりでした。
日本だと20人以上のお客さんが来たら、迎える方は大変!!という感じですが、
オーブン料理を中心に、セルフサービスで、こちらも気楽に頂いてしまいました。
見習いたいものです。

  シンマンソン学舎、最終日は、外にテントを張って皆で晩御飯を頂きました。
でもパーティーというような大げさなものではなく、自然で気楽な席でした。
最後にはスウェーデン名物のプリンセスケーキが出てきました。
この黄緑色の部分がプリンセスのドレスみたいだから、プリンセスケーキという
みたいです。中はバニラアイスみたいな、クリームチーズみたいな感じの生地でした。
このケーキが大好物というボリエさん、、幸せそうでした。
食堂に炊飯器がひそんでおり、千葉でお米を作っているという参加者の方が
お米を持ってきてくれて、炊いたり、梅干しも頂いたりして
そんなに和食が恋しくもならなかった、いややっぱり途中から
帰ったら食べたい日本食ばかり考えていたかなぁ。
でも全部手づくりで、美味しいスウェーデンの家庭料理を
満喫しました。野菜やチーズが美味しかったです。
スウェーデンの人は揚げ物もしない、カレーも中華も作らないそうです。
基本3食、生野菜、肉かタラなどの魚、ジャガイモ、黒パン。
キッチンも汚れないし、合理的ですね。

わち

43歳/夫・息子(7歳)/手づくり部・料理部/主婦、北欧刺繍家。自分でデザインしたキットでスウェーデン刺繍を教えたり、バッグを作る仕事をしています。実際に生活している視点から見つめる京都通信を綴っています。
Instagram:@yukika_wachi

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