11月ももうすぐ終わり。
そろそろ近づく冬の気配を感じつつ、まだ もう少しおいしい秋を楽しみたいところ。
秋の味覚といえば木の実もそのひとつ。
今回はざくざく木の実のグラノーラです。
ここ数年、グラノーラが人気で、おうちで手作りされる方も多いですね。
混ぜて焼くだけのシンプルな工程も魅力のひとつです。
ナッツもドライフルーツもお好みのもので。
季節のものや、そのときおうちにあるもの、お菓子をつくって残ったものを気ままに入れてますが、私のマストアイテムはオレンジピール。
毎年オレンジの皮をリキュール漬けにしていて、レーズンと一緒に このオレンジピールも入れるのが定番です。
もちろん市販のオレンジピールでいいし、グランマニエやコアントローなどのリキュールと和えてから加えても。
香りのいいグラノーラができあがります。
(リキュールをふったオレンジピールはあまり日持ちしないので、食べるときに加えてください。)
みなさんもお気に入りの組み合わせでお楽しみくださいね。
グラノーラ
【材料】
・ オートミール 100g
・ スライスアーモンド 50g
・ くるみ、カシューナッツ (お好みのナッツ) 50g
・ アーモンド粉 40g
・ 塩 少々
・ オリーブオイル 30ml (お好みの油でOK)
・ メープルシロップ 70g
・ レーズン 60g
・ オレンジピール(シロップ漬) 30g
【作り方】
* くるみ、カシューナッツは150℃に温めたオーブンで軽く色づくまで8~10分ほどローストし、ざっと刻む。
* オレンジピールは刻む。
① ボウルにオートミール、スライスアーモンド、刻んだナッツ、塩、アーモンド粉を入れてよく混ぜる。
② 油を加えてよく混ぜ、全体になじんだらメープルシロップを加えてよく混ぜる。
③ ②をオーブンシートをしいた天板に薄く広げ、平らにならす。150℃に温めたオーブンで15分焼く。一度取り出し、全体をほぐして混ぜる。再びオーブンに戻して、全体にこんがりとした焼き色がつくまで15分ほど焼く。
④ 全体が香ばしく焼けたらオーブンから取り出し、そのまま冷ます。レーズン、刻んだオレンジピールを加えて混ぜ合わせる。
製作・撮影/八田 真樹
お菓子研究家。短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)などが。
八田真樹 Maki Hatta
お菓子研究家
短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)など。