11月になりました。
また少しずつ季節は進み、寒い日も増えてきましたね。
今回は、’柿とナッツのグラタン’ 寒い日にうれしい 熱々のおやつのグラタンです。
オーブンで焼いた柿は トロンととろけるように やわらかく甘く、カリカリのナッツの香ばしさがおいしいアクセントに。
卵のやさしい風味のカスタードソースは、とろみがついてからもさらに煮詰めて。
卵のこしが切れて、ふっと手が軽くなる瞬間がきたらOK。ここまで しっかり火を入れることがポイントです。
ぐつぐつ、ぐつぐつ。
甘ーい香りのグラタン。
熱々をぜひどうぞ。
(取り出すときはやけどしないように気をつけてくださいね!)
柿とナッツのグラタン
【材料】 グラタン皿 1皿分
・ 柿 1個
・ 卵黄 1個
・ 砂糖 15g
・ 牛乳 150ml
・ 薄力粉 5g
・ バター 5g
・ バニラビーンズ 1/4本 (なければバニラエッセンスでも代用可)
・ スライスアーモンド 適量
・ ピスタチオ
・ 粉砂糖 適量
【作り方】
① バニラビーンズはさやを縦に切り、種をしごき出す。
② 牛乳とバニラのさやを火にかけ、沸騰寸前まで温める。
③ 卵黄に砂糖とバニラの種を加えて白っぽくなるまですり混ぜる。薄力粉を振るい入れ、よく混ぜる。
④ ②を③に注ぎ、よく混ぜる。こしながら鍋にもどし、再び混ぜながら火にかける。沸いてとろみがついてからさらに1、2分、絶えず手早く混ぜながら炊く。クリームがさらっと軽くなったら火からおろす。
⑤ 柿をひと口大に切る。 耐熱皿に④と柿を入れて、スライスアーモンド、ピスタチオを散らす。
⑥ 180℃に温めたオーブンで10~15分ほど焼く。粉糖をふる。
製作・撮影/八田 真樹
お菓子研究家。短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)などが。
八田真樹 Maki Hatta
お菓子研究家
短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)など。