9月半ば。
秋の陽射し、秋の風。ふとした瞬間に季節が変わったことを感じます。
お店でも色とりどりの秋の果物が並んで、すっかり秋の色に。
実りの季節がやってきましたね。
今回は葡萄が入ったチーズケーキです。
ゼラチンを使わず、クリームチーズを 泡立てた生クリームの気泡で固めているので、ふんわりと軽く、優しいくちどけのチーズケーキ。
気泡をつぶさないように、優しく混ぜ合わせて ムースのように仕上げます。
折々の季節の果物と合わせて楽しめる お気に入りのチーズ生地。
芳醇な葡萄の香りをとじこめたら、秋らしいチーズケーキになりました。
まだまだ暑さも残る9月。
冷たいスイーツがうれしい日には、ぜひ お試しくださいね。
葡萄のチーズケーキ
【材料】 5~6人分
・ ビスケット 6枚
・ バター 15g
・ クリームチーズ 100g
・ サワークリーム 50g
・ グラニュー糖 40g
・ 生クリーム (乳脂肪分35%前後のもの) 200ml
・ 巨峰 適量 (お好みの葡萄でOK)
・ ミントの葉 (あれば)
【作り方】
* クリームチーズは室温におき、やわらかくしておく。
① ビスケットは細かく砕き、バターは溶かす。ビスケット、バターをよく混ぜ合わせ、器に敷いて冷やしておく。
② クリームチーズをクリーム状にやわらかく練り、サワークリーム、グラニュー糖を加えてなめらかになるまでよく混ぜる。
③ 別のボウルに生クリームを入れ、氷水にあてながら八分立てに泡立てる。②に3回に分けて加え、ゴムべらでやさしく混ぜ合わせる。
④ ①に③を器の半分まで入れ、皮をむいたブドウ (皮ごと食べられる品種はそのままでもok) の水気をふいて、中に入れる。上から③を入れ、表面を平らにならして冷やし固める。粉砂糖をふり、葡萄、ミントの葉を飾る。
製作・撮影/八田 真樹
お菓子研究家。短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)などが。
八田真樹 Maki Hatta
お菓子研究家
短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)など。