7月
今回は涼やかなうぐいす色をした枝豆のお汁粉です。
お豆腐で練った白玉はもっちりとしてほんのり大豆の香り。
トロっとした口あたりのお汁粉は白玉によくからんで枝豆の香りと風味がぎゅぎゅっとつまっています。もっともっと暑くなってさらりとした口あたりにさせたいときは豆乳(牛乳)を大さじ2ほど増やして調整してください。
豆乳でも牛乳でもどちらでもおいしくできるので、お好みのほうで作ってみてくださいね。
栄養価も高く、からだにやさしいお汁粉なので、食欲のない時にもおすすめです。
このお汁粉のもうひとつの楽しみ方が枝豆白玉パフェ。
市販のバニラアイスに枝豆のお汁粉をかけて白玉をのせたらできあがり。
枝豆とバニラアイスは大好きな組み合わせです。こちらもぜひお試しくださいね。
枝豆のお汁粉
【材料】 2~3人分
・ えだまめ 200g
・ 砂糖 15g
・ 塩 少々
・ 豆乳(無調整) または 牛乳 100ml
・ 白玉粉 50g
・ 豆腐 50g
・ バニラアイスクリーム 適宜
【作り方】
1 枝豆は水洗いし塩(分量外)でもむ。沸騰したお湯で5~6分ほど茹でる。
2 (1)がほどよい硬さに茹であがったらざるにあげる。さやから豆を取り出し、薄皮を除く。飾り用に少し取り分け、残りを砂糖、塩、豆乳(または牛乳)と合わせてミキサーに入れ、なめらかになるまで攪拌する。冷蔵庫でよく冷やしておく。
3 ボウルに白玉粉と豆腐を入れてよくこね、耳たぶくらいの柔らかさにする。(固いときは豆腐か水少々を、柔らかいときは白玉粉少々を加えて調整する。)
4 (3)の生地を手のひらで転がして丸め、真ん中を指で押して少しくぼませる。(写真a)
5 鍋に湯を沸かし、沸騰したら白玉を茹でる。浮いてきたら、さらに2、3分茹でて(写真b) 冷水にとる。
6 器に(2)を入れ、水気を切った白玉を盛り、取り分けておいた枝豆を散らす。
(写真a)
(写真b)
製作・撮影/八田 真樹
お菓子研究家。短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)などが。
八田真樹 Maki Hatta
お菓子研究家
短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)など。