7月
そろそろ暑い夏がやってきます。
ひんやりおやつが うれしい季節。
できたかな、と冷蔵庫をのぞく時間が 小さな楽しみになっています。
今回のレシピは「ヨーグルトとホワイトチョコのブランマンジェ」
さわやかなヨーグルトと ミルキーなホワイトチョコレートを合わせた やさしい風味のブランマンジェです。
ブランマンジェとは フランス語で 「白い食べもの」の意。
名前のとおり真っ白で、器の上で ふるふると揺れる 佇まいが涼しげです。
ママレードで和えただけの簡単なグレープフルーツのマリネも合わせて。
房から出した果肉は 手でほぐして粒つぶ感を残し、ホロホロとした食感にするのがポイントです。
くだものの酸味が思いのほか 強いとき、よくママレードを使って 簡単にマリネします。
甘みと一緒に オレンジの香りもプラスされて おいしく変身。手軽に作れるおすすめの方法です。
まろやかなブランマンジェとさわやかな香りのグレープフルーツの組み合わせ。ぜひお楽しみくださいね。
ヨーグルトとホワイトチョコのブランマンジェ
【材料】 14cmクグロフ型 1台分
・ プレーンヨーグルト 200g
・ ホワイトチョコレート 80g
・ 牛乳 100ml
・ グラニュー糖 15g
・ 生クリーム 50ml
・ 粉ゼラチン 5g
・ 水 大さじ2
・ グレープフルーツ (ホワイト、ルビー) 各1/2個
・ オレンジママレード 大さじ2~3(果物の甘さによって調節してください)
・ ミントの葉
【作り方】
① 粉ゼラチンは水に振り入れてふやかしておく。
② ホワイトチョコレートを細かく刻み小鍋に入れる。グラニュー糖、牛乳も合わせて加え、弱火にかけて絶えず混ぜながらチョコレートを溶かす。(焦がさないように注意!)
③ ②に①を加えてよく混ぜて溶かす。
④ ボウルにヨーグルトを入れなめらかに混ぜておく。③を加えてよく混ぜる。
⑤ ④に生クリームを加えてよく混ぜる。
⑥ ⑤を氷水にあて、時折混ぜながら、とろみがつくまで冷やす。
⑦ ⑥にとろみがついたら型に流し入れ、冷蔵庫で冷やし固める。
⑧ グレープフルーツは皮をむき、房から果肉を取り出す。果肉を手でざっくりとほぐし、ママレードを加えてやさしく混ぜ合わせる。
⑨ ⑦が固まったら型ごと湯にさっとつけ、器に返して取り出す。⑧を添えてミントを飾る。
製作・撮影/八田 真樹
お菓子研究家。短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)などが。
八田真樹 Maki Hatta
お菓子研究家
短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)など。