6月です。
梅雨入りしました。
雨の日は紫陽花の色合いが一層美しく映えて、思わず足をとめて見入ってしまいます。
今回のレシピは「バナナの黒糖テリーヌ」
バナナを黒砂糖の寒天でとじ込めた、切り口の美しいテリーヌです。
寒天は常温でも固まってくるので、冷蔵庫の中で冷やしながら待たなくても、短時間で層を作ることができます。
完全に固まってしまうと、切るときに はがれやすくなってしまうので、固まりかけた状態で層を作るように手早く作業しましょう。
ナイフの刃を入れたら、できるだけ上下に動かさずにゆっくりと下に落とすようにして切ると、きれいに切り分けられます。
さっぱりとして つるんと喉ごしのいい寒天は、梅雨時にもうれしいおやつです。
きなこをたっぷりと振ってお楽しみくださいね。
バナナの黒糖テリーヌ
【材料】 8x16cm パウンド型 1台分
・ 黒砂糖 130g
・ 粉寒天 4g
・ 水 500ml
・ バナナ 2本
・ きなこ 適量
【作り方】
① 粉寒天と水を鍋に入れ 混ぜながら火にかける。沸騰したら、絶えず混ぜながらさらに2~3分煮る。
② 火からおろし、黒砂糖を加えて よく混ぜて溶かす。
③ バナナを7mm厚さの輪切りにする。
④ 型の底を冷水にあてて、粗熱のとれた②を型の1㎝高さまで入れる。かたまりかけたら手早くバナナを並べ、②を注ぐ。これをくり返して層にし、冷蔵庫で冷やし固める。
⑤ ④を切り分け、きなこを振る。
製作・撮影/八田 真樹
お菓子研究家。短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)などが。
八田真樹 Maki Hatta
お菓子研究家
短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)など。