FOOD

胸を張ってふるまえる「レジェンド鍋」さえあればいい!

レモン香るさわやか鍋「レモン鍋」レシピ/桑原亮子さん

  • 桑原亮子

2025.12.05

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今年もやります!

胸を張ってふるまえる「レジェンド鍋」さえあればいい!

「レモン鍋」レシピ/桑原亮子さん

鍋が一層おいしくなる、寒さ厳しいこの季節。家族で気楽にのんびりと、おもてなしでちょっと贅沢に。鍋を愛する面々が、どこに出しても「おいしい!」と絶賛された自慢のプライベート鍋を惜しげもなく大公開!

食べ続けられるのには、理由がありました!

人気料理家が作り続けるわが家の鍋

大好評につき今年で3年目!

左・2025年1・2月合併号、右・2024年1・2月合併号
料理上手な人のとっておき鍋を教わりたい!と、2年前から始まったこの企画。鍋好きによる絶品レシピ満載、回を追うごとにファン倍増。(左・2025年1・2月合併号、右・2024年1・2月合併号)
桑原亮子さん

桑原亮子さん

Ryoko Kuwabara

料理教室「SPICEUP」主宰。身近なスパイス使いのレシピが人気。最新刊『SPICEUPの作りたくなる日々の〝たれ〞』(主婦と生活社)。

鍋の鉄則は、「みんなが大好き!」。食べ続け、時に進化する自信作

「鍋って逃げ場なしというか、ひとつの料理だけをみんなでつつくでしょう? 全員が間違いなく好きじゃないと、"レジェンド"になりえませんよね」と桑原さん。

「今回紹介するのはわが家の定番。具材が少し変わったり、息子の得意料理になったり、家族で育て続けている大切な鍋です」

桑原亮子さん


LEGEND

子どもたちの成長とともに形を変えていった、レモン香るさわやか鍋

レモン鍋

レモン鍋

「子どもが小さな頃は、タイのお刺し身がメインの具でした。食べ盛りになるにつれ、予算の関係上、鶏だんごに……(笑)。でも、おいしさは変わらない! 私の故郷である瀬戸内のレモンをたっぷりと。野菜はさっと火を通して軽やかに」

調理時間 25分

材料・4人分

  • A)
    • レモン果汁……2個分
    • レモン(国産)の皮のすりおろし……1個分
    • かつおだし……1L
    • 塩麹……大さじ4
    • 塩……大さじ1
    • ナンプラー、砂糖……各小さじ2
  • 〈鶏だんご〉
    • 鶏ひき肉……300g
    • 長ねぎのみじん切り……1/3本分
    • しょうがのすりおろし……1かけ分
    • 卵……1個
    • 片栗粉……大さじ1
    • しょうゆ、塩……各小さじ1
  • きゅうり……4本
  • 香菜(シャンツァイ)……2束
  • レモンのくし形切り、オリーブオイル、こしょう……各適量

作り方

  1. 鶏だんごの材料を混ぜ合わせる。
  2. 鍋にAを入れてひと煮立ちさせ、01の肉ダネをスプーン2本を使ってひと口大ずつ落とし、火を通す。
  3. きゅうりはピーラーでリボン状に薄く切る。香菜は5cm幅に切る。02の鍋にさっとくぐらせて食べる。好みでさらにレモンを絞ったり、オリーブオイルやこしょうを加える。

シメ

中華麺をゆでて、流水でぬめりを取り、それぞれのお碗へ。

中華麺をゆでて、流水でぬめりを取り、それぞれのお碗へ。「熱々のスープと残った具材をかけ、香菜をたっぷり。そしてここでも、レモンをキュッと絞って」


Staff Credit

撮影/竹之内祐幸 スタイリスト/朴 玲愛 取材・文/福山雅美
こちらは2026年LEE1・2月合併号(12/5発売)「胸を張ってふるまえる「レジェンド鍋」さえあればいい!」に掲載の記事です。

桑原亮子 Ryoko Kuwahara

スパイス、ハーブ料理を得意とする。大阪と東京、オンラインで料理教室「SPICEUP」を主宰。身近なスパイス使いのレシピが人気。最新刊『SPICEUPの作りたくなる日々の〝たれ〞』(主婦と生活社)。

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