今年もやります!
胸を張ってふるまえる「レジェンド鍋」さえあればいい!

鍋が一層おいしくなる、寒さ厳しいこの季節。家族で気楽にのんびりと、おもてなしでちょっと贅沢に。鍋を愛する面々が、どこに出しても「おいしい!」と絶賛された自慢のプライベート鍋を惜しげもなく大公開!
食べ続けられるのには、理由がありました!
人気料理家が作り続けるわが家の鍋
大好評につき今年で3年目!
料理上手な人のとっておき鍋を教わりたい!と、2年前から始まったこの企画。鍋好きによる絶品レシピ満載、回を追うごとにファン倍増。(左・2025年1・2月合併号、右・2024年1・2月合併号)
鍋の鉄則は、「みんなが大好き!」。食べ続け、時に進化する自信作
「鍋って逃げ場なしというか、ひとつの料理だけをみんなでつつくでしょう? 全員が間違いなく好きじゃないと、"レジェンド"になりえませんよね」と桑原さん。
「今回紹介するのはわが家の定番。具材が少し変わったり、息子の得意料理になったり、家族で育て続けている大切な鍋です」

LEGEND
子どもたちの成長とともに形を変えていった、レモン香るさわやか鍋
レモン鍋

「子どもが小さな頃は、タイのお刺し身がメインの具でした。食べ盛りになるにつれ、予算の関係上、鶏だんごに……(笑)。でも、おいしさは変わらない! 私の故郷である瀬戸内のレモンをたっぷりと。野菜はさっと火を通して軽やかに」
調理時間 25分
材料・4人分
- A)
- レモン果汁……2個分
- レモン(国産)の皮のすりおろし……1個分
- かつおだし……1L
- 塩麹……大さじ4
- 塩……大さじ1
- ナンプラー、砂糖……各小さじ2
- 〈鶏だんご〉
- 鶏ひき肉……300g
- 長ねぎのみじん切り……1/3本分
- しょうがのすりおろし……1かけ分
- 卵……1個
- 片栗粉……大さじ1
- しょうゆ、塩……各小さじ1
- きゅうり……4本
- 香菜(シャンツァイ)……2束
- レモンのくし形切り、オリーブオイル、こしょう……各適量
作り方
- 鶏だんごの材料を混ぜ合わせる。
- 鍋にAを入れてひと煮立ちさせ、01の肉ダネをスプーン2本を使ってひと口大ずつ落とし、火を通す。
- きゅうりはピーラーでリボン状に薄く切る。香菜は5cm幅に切る。02の鍋にさっとくぐらせて食べる。好みでさらにレモンを絞ったり、オリーブオイルやこしょうを加える。
シメ

中華麺をゆでて、流水でぬめりを取り、それぞれのお碗へ。「熱々のスープと残った具材をかけ、香菜をたっぷり。そしてここでも、レモンをキュッと絞って」
Staff Credit
撮影/竹之内祐幸 スタイリスト/朴 玲愛 取材・文/福山雅美
こちらは2026年LEE1・2月合併号(12/5発売)「胸を張ってふるまえる「レジェンド鍋」さえあればいい!」に掲載の記事です。






















