3月
あたたかい陽射しに少しずつ春を感じるようになりました。
ひな祭りに続いて来週はホワイトデー。
そこで今回は皆が大好きなブラウニーをホワイトチョコレートでアレンジした「ホワイトチョコブラウニー」です。
粉が少なく、しっとりとして口どけのいいブラウニー。
オレンジのリキュール、グランマニエとオレンジピールを加えて香りよく焼き上げました。
素朴な焼き上がりにホワイトチョコのコポー(削ったチョコレート)でちょっとおめかしして。このコポー、生地に溶け込んだホワイトチョコレートにさらに風味がプラスされて追いガツオならぬ追いチョコの効果も。
チョコレートのブラウニーと同じく混ぜるだけの簡単レシピですが、ホワイトチョコレートの生地はとき卵を加えるとモロっと分離したようになることがあります。
この状態になっても泡立て器で混ぜ続けるとなめらかになってくるので大丈夫。丁寧に混ぜることがポイントです。
黄金色に焼き上がったブラウニー。
ミルキーでやさしい風味を楽しんでくださいね。
ホワイトチョコブラウニー
【材料】 20x20cm角型 1台分
・ ホワイトチョコレート 200g
・ 無塩バター 70g
・ グラニュー糖 40g
・ 卵 2個
・ 牛乳 80ml
・ アーモンド粉 30g
・ 薄力粉 30g
・ ベーキングパウダー 小さじ1/2
・ グランマニエ 大さじ2 (レモン皮1個分でもOK)
・ オレンジピール 60g
・ くるみ 60g
・ 仕上げ用のホワイトチョコレート 適量
【作り方】
* 型にオーブンペーパーをしく
* 薄力粉とベーキングパウダーを合わせてふるっておく (a)
* くるみとオレンジピールを刻む
① チョコレートとバターを小さく刻んでボウルに入れ、湯せんにかけて溶かす。
② 溶けたら湯せんから外し、グラニュー糖を加えて混ぜる。
③ ときほぐした卵を少しずつ加えて混ぜ、(写真a) 牛乳を加えて混ぜる。
④ グランマニエを加える。
⑤ アーモンド粉を振るい入れて混ぜ合わせる。
⑥ (a)を振るい入れ、混ぜ合わせる。
⑦ オレンジピール、くるみを加える。
⑧ ⑦を型に流し入れ、表面を平らにならす。170℃に温めたオーブンで20分ほど焼く。 焼けたら型に入れたまま冷ます。冷めたら型から取り出し、適当な大きさに切り分ける。
⑨ 仕上げ用のホワイトチョコレートをスプーンなどで削り、⑧にのせる。(写真c)
(写真a)
(写真b) 子供向けにはグランマニエの代わりにすりおろしたレモンの皮(1個分)にしてもOK
(写真c)
製作・撮影/八田 真樹
お菓子研究家。短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)などが。
八田真樹 Maki Hatta
お菓子研究家
短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)など。