FOOD

“キャベツ”が私たちのスターに!

蒸すと甘味が増幅!「キャベツと鶏もも肉の塩麹レモン蒸し」レシピ/堤 人美さん

  • 堤 人美

2024.04.25

この記事をクリップする

ひと玉使い切り! 少ない素材で主役級!

“キャベツ”が私たちのスターに!

生でも火を通してもおいしいキャベツ。その甘味と食感で、合わせる素材が少なくても、満足感いっぱいに仕上げる力量はさすが! いつもは脇役になりがちだけれど、「今日は、君が主役だ!」。

「蒸す」でキャベツのうま味を最大限に引き出す

キャベツはしっかり火を通すと、味が凝縮されて驚くほど甘くなります。肉と合わせることでうま味が増幅!

堤 人美さん

教えてくれたのは

堤 人美さん

Hitomi Tsutsumi

料理研究家

身近な材料で満足度が高いレシピが人気。今回のキャベツも多彩なワザを連発。近著に『気軽にできて、とびきりおいしい!グラタン・ドリア』(Gakken)。

キャベツ1/4使用

1/4使用

レモンの香りとキャベツの甘味が好相性

キャベツと鶏もも肉の塩麹レモン蒸し

材料が少なくてラクチン「キャベツと鶏もも肉の塩麹レモン蒸し」レシピ/堤 人美さん

調理時間15分 ※調理時間に鶏肉の漬け込み時間は含めていません

「塩麹の働きで鶏肉がふわっとやわらかくなります。少ない材料なのに満足度が高いラクチンレシピ」(堤 人美さん)

材料・2人分

  • キャベツ……300g(1/4個)
  • 鶏もも肉……1枚(250g)
  • 玉ねぎ……1/4個
  • レモン(国産)の薄切り……6枚
  • 塩麹……大さじ1 1/2
  • A)
    • 酒……大さじ2
    • オリーブオイル、しょうゆ……各小さじ2
    • 水……大さじ3

※本レシピではキャベツひと玉1200gとしています。レシピではグラム数を参考に調理をしてください

作り方

  1. 鶏肉は十字に4等分し、塩麹をまぶして10分ほどおく。キャベツはざく切り、玉ねぎは薄切りにする。
  2. フライパンに玉ねぎ、キャベツ、鶏肉の順に重ねて入れる。Aを上から順に回しかけ、レモンを散らしてのせ、フタをする。
  3. ②を強めの中火にかけ、蒸気が上がったら弱めの中火にして、10分ほど蒸す。
堤 人美さん

一番のおすすめは重ね蒸し。キャベツを敷いて、上に味つけした肉をのせるだけ! 蒸すうちにキャベツに味がしみて、ふんわりやわらかく仕上がります。キャベツを大きめに切ると歯ざわりも楽しめますね。

HITOMI TSUTSUMI



Staff Credit

撮影/竹之内祐幸 スタイリスト/来住昌美 取材・原文/海出正子
こちらは2024年LEE5月号(4/6発売)「“キャベツ”が私たちのスターに!」に掲載の記事です。

堤 人美

身近な素材にひと工夫加えた、作りやすいのに新鮮なおいしさのレシピで人気。雑誌や書籍のほか、企業のレシピ開発やCMの料理制作など幅広く活躍。近年韓国エンタメに夢中になっていることから、韓国料理の研究にも余念がない日々。

閉じる

閉じる