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みんなの「毎日弁当」ストーリー

「メカジキの酢照り焼き弁当」レシピ/野口真紀さん

  • 野口真紀

2024.05.28

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照り焼きダレを吸ったごはんもたまらなくおいしい!

メカジキの酢照り焼き弁当

「メカジキの酢照り焼き弁当」レシピ/野口真紀さん

調理時間15分

「ピーマンは塩昆布、卵にはシラスの塩気を使えば、フライパンを汚さず味つけ完了! 卵焼きより時短になる “ぐちゃぐちゃ卵” は、ちぎって詰めると隙間にフィット。照り焼きの隠し味にした酢が、傷み防止も兼ねています」(野口真紀さん)

材料・1~2人分

【シラスとねぎの “ぐちゃぐちゃ卵”】
・B)
 ・溶き卵……2個分
 ・シラス……大さじ3
 ・青ねぎの小口切り……大さじ2
 ・塩、こしょう……各適量
・サラダ油……大さじ1

【ピーマンの塩昆布炒め】
・ピーマン……2個
・塩昆布……大さじ1

【ごはん】
・ごはん……適量

作り方

  1. 卵液を流し入れ、続けてピーマンを炒める
    油大さじ1を中火で熱し、手前側に混ぜ合わせたBを入れ、半熟にする。奥に細切りにしたピーマンと塩昆布を加える。卵液を流し入れ、続けてピーマンを炒める
  2. 卵を大きく混ぜて中心まで火を通す
    菜箸で大きく混ぜながら、卵によく火を通す。ピーマンは油がなじんでつややかになるまでさっと炒める。卵を大きく混ぜて中心まで火を通す
  3. 汚れがあればフライパンをふく
    副菜を取り出し、気になる汚れがあれば、キッチンペーパーで汚れをさっとふき取る。汚れがあればフライパンをふく
  4. メカジキを切り、片栗粉をまぶす
    メカジキを食べやすく切り、まんべんなく片栗粉をまぶす。メカジキを切り、片栗粉をまぶす
  5. メカジキを焼いてタレを加える
    フライパンに油大さじ1を中火で熱し、メカジキを両面焼く。混ぜ合わせたAを加える。メカジキを焼いてタレを加える
  6. 煮立てながらしっかりからめる
    タレを煮立てながら、メカジキの両面に色よくからめる(まぶした片栗粉の効果で、ほどよいとろみが出てくる)煮立てながらしっかりからめる
  7. ごはんの上におかずをのせていく
    調理を始める前にごはんをふわっと敷き詰めておいた弁当箱に、おかず3品をのせ、メカジキの上にごまを振る。ごはんの上におかずをのせていく

※直径26㎝のフッ素樹脂加工フライパン使用

野口さん流のっけ弁 盛り方のコツ

はみ出すくらいふっくら盛って ギューッと閉める!

写真:弁当盛り付け方

おかずは上にはみ出すくらいで大丈夫。「粗熱が取れたら、フタでギューッと押し込んで。中で隙間がなくなり、〝寄り弁〞防止になります」(野口真紀さん)


Staff Credit

撮影/濱津和貴 スタイリスト/西森 萌 取材・原文/福山雅美
こちらは2024年LEE4月号(3/7発売)「みんなの「毎日弁当」ストーリー」に掲載の記事です。

野口真紀

料理研究家

料理研究家。家族の栄養や健康面に気を使いつつ、身近な食材を使いこなし、ジャンルを問わず美味しくて簡単なレシピを提案。著書に『家族でごはん12か月』(新星出版社)、ぱらぱらきせかえべんとう(アノニマ・スタジオ)など、多数。

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