料理上手なあの人のNo.1レシピ、大公開
何度作っても感動!
\わが家の/
「レジェンド鍋」
手軽に栄養をたっぷりとれる一方で手抜きの印象もあり「また鍋?」と家族に言われかねない鍋を、今年の冬は格上げ! 人気料理家が、家族や友達と食べている、周りでも大好評の鍋レシピを特別公開。「さすが」と「なるほど」な手順と食材の組み合わせから生まれる格別なおいしさは、まさにレジェンド級です。
教えてくれたのは
長谷川あかりさん
AKARI HASEGAWA
料理家
簡単なのに気分が上がって、体にしみ渡る。そんな新しいレシピで一躍人気料理家に。近著『材料2つとすこしの調味料で一生モノのシンプルレシピ』(飛鳥新社)も好評。
物足りないとは言わせない! 鍋に興味なしの夫もハマる
高菜と豚バラの鍋
「こってり派も喜ぶその秘密は、焼きつけた豚バラの香ばしさと、博多ラーメンでおなじみの“高菜&明太子”のコンビが醸し出す、絶妙なパンチ。深みあるおいしさなのに、作り方はとても簡単!」(長谷川あかりさん)
材料・4人分
- 豚バラかたまり肉……400g
- じゃがいも……中4個
- はんぺん……2枚
- 高菜漬け……200g
- 春雨(乾燥)……20g
- A)
- にんにくのすりおろし……2かけ分
- 塩……小さじ2/3
- 水……1.2L
- ごま油……小さじ2
- 〈明太子ダレ〉
- 辛子明太子(薄皮を取り除く)……80g
- 酢……小さじ2
- ごま油……大さじ1 1/3
作り方
- 豚肉は1㎝幅に切る。じゃがいもは4〜6等分に切る。はんぺんは対角線で切り分け、4等分にする。高菜漬けは粗く刻む。
- 鍋にごま油を中火で熱し、①の豚肉を両面こんがりと焼く。キッチンペーパーで余分な油を取り除き、Aと①のじゃがいもと高菜を加えてひと煮立ちさせる。フタをして、弱めの中火で8分煮込む。明太子ダレの材料を合わせておく。
- 春雨、はんぺんを加え、フタをしてさらに8分煮込み、火を止める。スープごと器に取り分け、③のタレを少しずつ加えながら食べる。
シメはフォー。
とんこつラーメン風なので麺と合う
ラーメンもおいしいけれど、もちもちした食感のフォーもおすすめ。仕上げには、黒こしょうを振って、明太ダレをのせて。
料理家
長谷川あかりさんのレジェンド鍋
簡単なのに、ありきたりじゃない格別の味! 疲れた体にしみ渡る、がっつり系
「わが家も冬は鍋の日が多いですね。鍋ってラクしたい日に作るものでもあると思うから、手順のシンプルさも肝心。簡単なのに奥深い味にするコツは、素材の組み合わせなんです」(長谷川あかりさん)
豚バラ鍋の満足感のヒントは“あの料理”から。特別な素材も手順もなしに、驚きの味わい!
「おいしいLEEレシピ」に伝説級の鍋レシピ、まだまだあります!
Staff Credit
撮影/濱津和貴 スタイリスト/西森 萌 取材・原文/福山雅美
こちらは2024年LEE1・2月合併号(12/7発売)『何度作っても感動! わが家の「レジェンド鍋」』に掲載の記事です。