料理上手なあの人のNo.1レシピ、大公開
何度作っても感動!
\わが家の/
「レジェンド鍋」
手軽に栄養をたっぷりとれる一方で手抜きの印象もあり「また鍋?」と家族に言われかねない鍋を、今年の冬は格上げ! 人気料理家が、家族や友達と食べている、周りでも大好評の鍋レシピを特別公開。「さすが」と「なるほど」な手順と食材の組み合わせから生まれる格別なおいしさは、まさにレジェンド級です。
教えてくれたのは
近藤幸子さん
Sachiko Kondo
料理家
家事や育児に忙しい日々から生み出される、工夫いっぱいで頑張りすぎない、レシピで人気。料理教室「おいしい週末」主宰。
ホリデーシーズンにも◎ 家族が揃う日の贅沢鍋
赤ワインすき焼き鍋
「以前LEEの鍋特集では手頃な鶏肉で紹介しましたが、赤ワインに合う牛肉もおすすめ。ワインは風味だけが残りアルコール分は飛ぶので、子どもでも大丈夫。おいしいだしをたっぷり吸ったホクホクの甘いさつまいもがたまりません」(近藤幸子さん)
材料・4人分
- 牛こま切れ肉……300g
- さつまいも……1本(300g)
- 生しいたけ……6枚
- 長ねぎ……1本
- A)
- だし……2カップ
- 赤ワイン……1カップ
- しょうゆ……大さじ4
- 砂糖……大さじ2
- バター……10g
作り方
- 牛肉は大きければ食べやすく切る。
- さつまいもは皮付きのまま8㎜幅の輪切りに、大きければ半月切りにする。さっと洗って水気がついたまま重ならないように耐熱皿に並べる。ふんわりとラップをし、電子レンジ(600W)で3分ほど加熱する。
- しいたけは軸を切り落とし、半分に切る。長ねぎは2㎝幅の斜め切りにする。
- 鍋にAを入れ、沸かす。1分ほどそのまま煮立て、ワインのアルコール分を飛ばす。②と③を加え、中火で3分ほど煮る。①を加え、さらに3分ほど火が通るまで煮る。バターを加え、溶けるまでさっと煮る。
シメは月見うどんで
残ったスープにうどんを入れて、温まったら器へ。温泉卵を割り入れて、とろりとからめながら味わう。甘じょっぱさと赤ワインの香りがたまらない一杯に。
「おいしいLEEレシピ」に伝説級の鍋レシピ、まだまだあります!
Staff Credit
撮影/濱津和貴 スタイリスト/久保田朋子 取材・原文/福山雅美
こちらは2024年LEE1・2月合併号(12/7発売)『何度作っても感動! わが家の「レジェンド鍋」』に掲載の記事です。
近藤幸子 Sachiko Kondo
料理研究家・管理栄養士
6歳違いの二人の娘の母で、家事や育児に忙しい日々から生み出される工夫の詰まったレシピが大人気。著書に『がんばりすぎないごはん』『丸めないハンバーグ、包まないシュウマイ。』『味が決まる!レシピがいらない中火で8分蒸し』など。