Let’s share the platter!
年末は「大皿料理」上手になりたくて
イベントいっぱいのこの時季。今年はおもてなしの機会も再び増えそうなので、ぜひマスターしたいのが大皿料理。どーんと出せば、気取りなく、それでいて華やかに。食べごたえのある一品を一度においしく作れたり、取り分けながらおしゃべりが弾むのも、大皿ならではの楽しさです。今回は、達人がとっておきの極意を伝授。スペシャル感アップのテクニック、この冬大活躍するレシピ&アイデアをご紹介します!
\十八番が知りたい!/
おもてなし最初の引きになる「前菜」
メインへの期待を高める前菜は、おもてなし上手を印象づける決め手に。おしゃれに映える簡単レシピ!
arikoさん
ariko’s appetizer
フムスと焼き野菜
調理時間30分
フムスは前もって作っておいて、直前に野菜をグリルすれば完成!
材料・作りやすい分量
- 蒸しひよこ豆(ドライパック)……400g
- にんにく(芯を取り除く)……1かけ
- A)
- 白練りごま……大さじ3
- 塩……小さじ1/2
- クミンパウダー……少々
- レモン汁……大さじ2
- オリーブオイル……大さじ3
- かぶ、紅芯大根、さつまいも、パプリカ、塩、オリーブオイル、デュカ(あれば)……各適量
作り方
- ひよこ豆は飾り用に20粒ほど取り分けておく。残りのひよこ豆とにんにくを鍋に入れ、ひたひたまで水を加えて中火にかける。沸いたら5分ほど弱めの中火で煮る。
- ①の煮たひよこ豆をザルに上げ、豆とにんにく、煮汁に分ける(煮汁はとっておく)。
- フードプロセッサーに②のひよこ豆とにんにくを入れ、煮汁を大さじ3程度加えてペースト状になるまで撹拌する。Aを加え、なめらかになるまでさらに撹拌する。かたいようなら、煮汁を少しずつ足して調節する。
- 野菜は食べやすく切って、塩とオリーブオイルをまぶし、グリルパンかフライパンで香ばしい焼き目をつけながら火が通るまで焼く。
- 器に③のフムスを平らになるように盛り、とっておいた飾り用のひよこ豆を散らす。④の野菜を添え、オリーブオイル(分量外)を回しかけ、デュカを振る。
*表面にオリーブオイル(分量外)をかけた状態で、冷蔵庫で3〜4日間保存可。
*デュカはクミンやコリアンダー、ナッツなどを使った中東のシーズニングソルト。
ちょっとしたイベント性が食卓を盛り上げてくれます!
「華やかさがポイントになる前菜は、カラフル野菜が大活躍。前菜は、自分でディップしたり、味を組み立てたりの作業が加わると、場が盛り上がりますよね」(arikoさん)
教えてくれたのは
arikoさん
編集ライター
SNSに投稿されるごはんが話題。「たっぷり盛れる大皿は“好きなものを好きなだけどうぞ”のワクワク感が最高です。器は、適当に盛ってもサマになるオーバル型がおすすめ。今回は、マリネしたり、作り置きでOKだったりの、当日ラクするポイントもお伝えします」
本業は編集ライターながら、おいしいレシピが絶大な人気で料理本も多数出版!
Staff Credit
撮影/須藤敬一 スタイリスト/山口裕子 取材・原文/福山雅美
こちらは2023年LEE12月号(11/7発売)『年末は「大皿料理」上手になりたくて』に掲載の記事です。
ariko ariko
本業は編集ライターながら、おいしいレシピが絶大な人気で料理本も多数出版!SNSに投稿されるごはんが話題。