トマトのマーボー豆腐
トマトは皮がパツンと弾けるまでトースターで焼いてから鍋の中へ。トマトも豆腐も、自然にくずれるので細かく切る必要はなし。ピリ辛のマーボーにトマトの酸味が加わって、ビールのお供に最高! ごはんにのっけて、丼にしてもいい。
材料・4人分
- トマト……2個
- 木綿豆腐……1丁
- ねぎ……1本
- にんにく・しょうが……各1片
- 牛薄切り肉……250g
- A)
- 水……1/2カップ
- 酒……大さじ2
- 赤味噌・オイスターソース……各大さじ1
- しょうゆ……大さじ1/2
- 砂糖……1つまみ
- B)
- 片栗粉……大さじ1
- 水……大さじ2
- ごま油……大さじ2
- 豆板醬(トウバンジャン)……大さじ1/2
- 粉山椒……小さじ1/2
作り方
- 豆腐は平たいザルにのせ、上に皿などをのせて15分ほどおき、しっかりと水切りをする。ねぎは1㎝厚さの斜め薄切りにし、にんにく、しょうがはみじん切り、牛肉はひと口大に切る。A、Bをそれぞれ混ぜ合わせる。
- トマトはヘタを取り除いて縦半分に切り、アルミホイルを敷いた天板にのせ、トースターで10〜15分、様子を見ながら加熱する。皮が弾けて焼き色が少しついたら取り出す。
- 中華鍋を熱してごま油を引き、にんにく、しょうが、豆板醬を弱火で炒める。香りが出てきたら牛肉を加え、粉山椒を振って強火で炒める。肉の色が変わったところでねぎを加えて炒める。
- ねぎに焼き色がついてしんなりしたら、豆腐を加えて木ベラで好みの大きさにくずしながら炒め合わせる。すぐにAを加えてひと煮立ちさせ、豆腐があつあつになったら②を加えてザッと混ぜる。
- いったん火を止め、指でBを混ぜてから鍋に回し入れ、再び中火にかけて混ぜながらとろみをつける。器に盛って、好みでさらに粉山椒を振る。
撮影/木村 拓 スタイリスト/朴 玲愛 料理アシスタント/下条美緒 都原亜有 取材・構成/奥田香里 AD&D/藤崎良嗣 + 五十嵐久美恵 + 境 樹子 pond inc.
こちらは2008年書籍「晩ごはん、これ作ろう ケンタロウ100レシピ」に掲載の記事です。