ふわっふわのつくねには塩もみ大根がたっぷり
大根入りつくねのみぞれ鍋
「つくねに入れる大根はできるだけ細い千切りにすると、肉とよくなじみます。急ぐときは、煮汁にめんつゆを使ってもOK」(重信初江さん)
材料・2〜3人分
- 大根……2/3本(約1㎏)
- 豚ひき肉……400g
- 油揚げ……2枚
- 水菜……150g
- 塩……小さじ1/3
- A)
- 酒、片栗粉……各大さじ2
- しょうゆ……小さじ1
- 塩……小さじ1/3
- こしょう……少々
- B)
- だし……800㎖
- しょうゆ……大さじ2
- みりん……大さじ3
- 塩……小さじ1/2
- サラダ油……大さじ1/2
作り方
- 大根は皮をむき、半分をすりおろしてザルに上げる。残り半分はスライサーで千切りにし(スライサーがない場合は3㎝長さでなるべく細い千切りに)、塩をまぶして5分ほどおき、水気をかたく絞る。
大根は千切りの塩もみと、すりおろしのダブル使いがポイント。塩もみは水気をしっかり絞る
- 油揚げは半分に切ってから三角に切り、水菜は5〜6㎝長さに切る。
- ボウルに豚ひき肉とAを入れてしっかり練り混ぜ、①の千切り大根を加えて混ぜ合わせる。12等分して小判形にまとめる。
- 鍋にサラダ油を引いて中火にかけ、③を並べ入れる。強めの中火にして2分、上下を返して1〜2分焼く。
- ④にBを注ぎ、煮立ったらアクをすくい、②を加える。最後に大根おろしを加えて、煮ながらいただく。
撮影/松村隆史 スタイリスト/朴 玲愛 取材・原文/海出正子
こちらは2020年LEE1月号「白菜・大根・キャベツ 大量消費 激うま「鍋」」に掲載の記事です。
重信初江
料理研究家
少ない材料と手間でできる、アイデアあるレシピがSNSなどで話題に。テレビや雑誌、企業のレシピ制作、料理イベントにもひっぱりだこ。近著に『味つけご飯とおみおつけ』(東京書籍)『冬つまみ』(池田書店)、『おうちで深夜食堂』(共著、小学館)