春菊とごま油の香りが最高!「春菊と白身魚のオイスター鍋」レシピ/ウー・ウェンさん
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ウー・ウェン
2022.12.29
野菜がたっぷり食べられる、冬のごちそうといえば鍋。今回はもうひとワザ加えて、さらなるおいしさの高みを目指します! もちろん、難しいこと一切なし。素材の数をあえて減らしました。こんな簡単なことで、段違いのおいしさです。
春菊の香りがごちそうです
春菊と白身魚のオイスター鍋
「ほかの野菜が入ると、せっかくの春菊の香りを消してしまうの。うま味たっぷりのオイスターソースは、味つけとほどよいコクのため。フタを開けた瞬間の、春菊とごま油の香りがたまらない鍋です」(ウー・ウェンさん)
材料・2~3人分
- 白身魚の切り身(タラなど)……2切れ
- 春菊……1束
- A)
- こしょう……少々
- 酒……大さじ1
- 粗塩……小さじ1/3
- 酒……1/2カップ
- オイスターソース……大さじ1
- 粗塩……2つまみ
- ごま油……小さじ1
作り方
- 魚の切り身は半分に切り、Aで下味をつける。春菊は5㎝長さに切る。
- 鍋に水2カップ、酒を入れて中火にかけ、熱くなったら(沸かさないように)弱火にし、①の魚を入れて火が通るまで5~6分煮る。
- オイスターソースと粗塩で味を調え、①の春菊をのせてフタをし、2分煮る。仕上げにごま油を加えて香りをつける。
シメはおじや
残ったスープにごはんを入れ、軽く煮る。十分温まったら、全体に溶き卵を流し入れる。「卵の火の通し加減は好き好きなのですが、私はしっかりと火を入れるほうが好みです。スープに残る、春菊の香りを味わって」(ウー・ウェンさん)
教えてくれたのは
ウー・ウェン(Wu Wen)さん
中国・北京生まれ。「ウー・ウェンクッキングサロン」主宰。中国に伝わる家庭の味を、日本の素材で手軽に作れるよう工夫して紹介。少ない素材とシンプルな手順で生まれる奥深い味にファン多数。
Instagram:wuwen_cookingsalon
公式サイト:https://cookingsalon.jp/
【特集】「野菜」がもっとおいしくなる 人気料理家の「ひとワザ鍋」
撮影/鈴木泰介 スタイリスト/駒井京子 取材・原文/福山雅美
こちらは2023年LEE1・2月合併号(12/7発売)「「野菜」がもっとおいしくなる 人気料理家の「ひとワザ鍋」」に掲載の記事です。