ほっくりした食感と満足感のある食べごたえは、食欲の秋にぴったり。そしてそのやさしい甘さは、ハロウィンスイーツとしても大活躍。ひとつの素材をさまざまな味わいに変身させる達人、若山曜子さんに秋の食卓が盛り上がる、とっておきのかぼちゃレシピを教わります。
ヘルシーなかぼちゃのお菓子は、たくさん食べても罪悪感なし!? ハロウィンシーズンのデザートにも最適。
+ジンジャーシロップで、ほどよい大人味に
かぼちゃ白玉
かぼちゃを練り込んだ、オレンジ色の白玉。「体がじんわり温まるしょうが入り。温かいままでも、よく冷やしてもおいしいんですよ」(若山曜子さん)
材料・白玉約10個分
- かぼちゃ……80g
- 白玉粉……50g
- 水……大さじ1~2
- 〈シロップ〉
- 水……1カップ
- てんさい糖……70g
- しょうがのすりおろし……小さじ1
作り方
- シロップの材料を耐熱容器に入れ、ラップをかけて電子レンジ(600W)で1分加熱し、よく混ぜておく(好みで冷蔵庫で冷やしても)。
- かぼちゃはふんわりとラップに包み、やわらかくなるまで電子レンジ(600W)で2~3分加熱する。皮と種、ワタを取り除き、つぶしてペースト状にする(50gほどになる)。
- ボウルに②と白玉粉を入れて混ぜる。水を少しずつ加え、耳たぶ程度のかたさになるまでこねる。1/10量ずつ手で丸めて平たい楕円形にまとめ、中央をへこませる。
かぼちゃの水分量によって、加える水の量は変わるので、白玉粉とかぼちゃは先に混ぜておく
- 鍋にたっぷりの湯を沸かし、③を入れる。浮かんできたら氷水にとり、冷ます。
- 器に④の白玉を入れ、①のシロップを注ぐ。
教えてくれたのは
若山曜子さん
菓子料理研究家。大学卒業後、パリへ留学。ル・コルドンブルー、エコール・フェランディを経て、パティシエ等のフランス国家資格を取得。インスタグラムも好評。
Instagram:yoochanpetite
公式サイト:https://tavechao.com/
【特集】若山曜子さんの“かぼちゃレシピ”で食卓がイベントになる!
撮影/宮濱祐美子 スタイリスト/伊東朋惠 取材・原文/福山雅美
こちらは2022年LEE11月号(10/6発売)「若山曜子さんの“かぼちゃレシピ”で食卓がイベントになる!」に掲載の記事です。