今年の春、引っ越しをした料理家のワタナベマキさん。新しい自宅で迎える初めての夏がやってきました。涼しげで心地よい、マキさんの夏の過ごし方を拝見します。
疲れた体に沁み渡る、甘酸っぱさがクセになる!
レモンのシロップ
食べきれないフルーツはシロップにしておくと、炭酸水で割ったりヨーグルトに入れたり、夏のおやつタイムを盛り上げます!
ガラスの保存容器 (DEGREE B) 400㎖をLEEマルシェでチェック!材料・作りやすい分量
- レモン(無農薬など、皮にワックスがついていないもの)……2個(約400g)
- 氷砂糖……400g
- ローズマリー……適量
作り方
- レモン1個は輪切りにし、もう1個は果汁を絞る。
- 保存瓶に氷砂糖、輪切りのレモンを交互に入れ、一番上に氷砂糖がくるようにする。ローズマリーをのせ、果汁を入れる。
- 冷暗所に置き1日に1回瓶をゆすり、4〜5日ほどおいて氷砂糖が溶けたら出来上がり。保存は常温で5日。それ以上は、冷蔵で3週間。
フルーツとハーブで手軽に仕込めるシロップ作り
初夏になると大瓶を用意し、梅シロップや梅酒づくりをしているマキさん。一方、普段は余ったフルーツを使って気楽なシロップ作りも。「少量のシロップ作りは、ハーブやスパイスの種類や量を変えると、新しい味に出会えるのでおもしろいですよ!」(ワタナベマキさん)
テラスに植えたローズマリーを料理に
「すっと清涼感のある香りが大好きです。フルーツのシロップ作りはもちろん、ミネラルウォーターに入れて飲んだり、肉と一緒にグリルしたり。毎日のように庭で収穫しています!」(ワタナベマキさん)
ローズマリーは、虫除けにもなるということで、テラスの出入り口近くに。
教えてくれたのは
ワタナベマキさん
料理家。旬の素材を生かし、シンプルな工程でおいしく作れる料理やおやつを提案。夫と高校1年生の息子、2匹の猫と暮らす。『きれいに年を重ねるためのたんぱく質ごはん』(家の光協会)が7月16日に発売予定。
Instagram:maki_watanabe
Twitter:maki_watanabe_
公式サイト:https://maki-watanabe.com/
【特集】夏時間が楽しくなるお茶とおやつ ワタナベマキさんの涼しくおいしいキッチンしごと
2022年8月号【夏時間が楽しくなるお茶とおやつ ワタナベマキさんの涼しくおいしいキッチンしごと】より
撮影/松村隆史 取材・原文/田中理恵
ワタナベマキ
料理家
ケータリングをきっかけに、本、雑誌、広告などで料理を提案するように。デザイナーの夫、中学生の息子との毎日から生まれる実践的、かつ体に優しいレシピが好評。『ワタナベマキの10の定番弁当』 (扶桑社ムック)、『旬菜ごよみ365日 季節の味を愛しむ日々とレシピ』(誠文堂新光社)ほか著書多数。