大人も子どももモリモリ食べられて、冷めてもおいしく、お重に詰めなくても華やかに見える、肉のおせち。味つけも和風だけでない、今の気分にぴったりなおせちの新提案です。
彩り野菜たっぷりでヘルシー
チーズ風味の八幡巻き風
粉チーズのアクセントで、ワインにも合う味わいに。千切りにんじんとゆでほうれん草で、火の入りが早いのも○。
材料・作りやすい分量/2本分
- 牛ロース薄切り肉……10枚(200g)
- 塩、こしょう……各少々
- 薄力粉……適量
- にんじん……1/2本
- ほうれん草……1把
- サラダ油……小さじ2
- 砂糖……小さじ2
- A)
- 酒、水、しょうゆ……各大さじ1
- 粉チーズ……大さじ3
作り方
- にんじんは千切りにする。ほうれん草は塩少々(分量外)を加えた湯でさっとゆで、水にさらして水気を絞る。
- まな板に牛肉を少しずつ重ねるように5枚並べて広げ、塩、こしょうを振り、薄力粉をまぶす。にんじん、ほうれん草各半分をのせ、端を包むようにくるくると巻く。さらに薄力粉をまんべんなくまぶす。もう半分も同様に作る。
- フライパンにサラダ油を入れ中火で熱し、②を転がしながら3~4分ほど焼きつける。こんがり焼けたら砂糖を振り、Aを加え、煮からめる。
- よく焼けたらまわりに粉チーズをまぶし、取り出す。包丁で3㎝長さに切り、器に盛る。
※保存容器に入れ、冷蔵庫で約3日間保存可能
お重に詰めても…肉おせちで豪華度アップ!
八幡巻きは、お重にも詰めやすい形。
教えてくれたのは
堤 人美さん
雑誌や書籍、企業のレシピ開発やCMの料理制作など幅広く活躍。素材の組み合わせが光るメニューが人気。『きちんと祝いたい 新しいおせちとごちそう料理』(朝日新聞出版)が好評発売中。
Instagram:hitotsutsu
【特集】時間がたってもおいしく、数日ラクできる お正月は「肉おせち」だけ頑張ればいい!
2022年1月号【時間がたってもおいしく、数日ラクできる お正月は「肉おせち」だけ頑張ればいい!】より
撮影/宮濱祐美子 スタイリスト/朴 玲愛 取材・原文/田中のり子
▼「おせち」関連記事はこちらもチェック!
堤 人美
身近な素材にひと工夫加えた、作りやすいのに新鮮なおいしさのレシピで人気。雑誌や書籍のほか、企業のレシピ開発やCMの料理制作など幅広く活躍。近年韓国エンタメに夢中になっていることから、韓国料理の研究にも余念がない日々。