蒸す
菊花焼売
蒸籠のふたを開ければ、湯気の中に華やかな菊の花。うま味を吸った白菜も、おいしくいただけます。
「辛子が苦手なら、角切りにしたピーマンなどをのせても。包むよりも意外と簡単で、おもてなしにぴったりなんです」(野村友里さん)
材料・20個分
- 豚肩ひき肉…150g
- ほたて缶…小1缶(50g)
- 玉ねぎの粗みじん切り…1/2個分
- 片栗粉…小さじ1
- A)
- しょうがのすりおろし…小さじ2
- 酒…大さじ1/2
- しょうゆ、オイスターソース…各小さじ1
- 塩…小さじ2/3
- 焼売の皮…1袋
- 紫白菜(好みの葉野菜)…適量
作り方
- ボウルにひき肉と塩を入れ、粘りが出るまでよく練る。Aとほたて缶を缶汁ごと加え、よく混ぜ込む。
- 別のボウルに玉ねぎを入れて片栗粉をまぶし、①に加えて混ぜる。
- 焼売の皮を5㎜幅に切り、バットに広げ入れる。
- ②の肉だねを20等分し、丸める。
- ③のバットに④を1個ずつ入れ、おおうようにまぶす。中心に指や箸の頭などでくぼみを作る。
- 湯気がたった蒸し器に葉野菜を敷き、⑤を並べて15分ほど蒸しあげる。⑤で作ったくぼみに辛子(分量外)をのせ、好みで辛子じょうゆ(分量外)を添える。
焼売の皮をまぶしたら、真ん中に指でくぼみをつくっておく。蒸しあがった後に、ここにちょこんと辛子をのせると、まるで菊の花のようになる
フードディレクター
野村友里さん/Yuri Nomura
のむら ゆり●「eatrip」主宰。東京・原宿で「restaurant eatrip」を営むほか、表参道に、都市と産地をつなげる場、「eatrip soil」をオープン。食を通じて、人や場所、ものをつなげる活動を続ける。母は、おもてなし教室を主宰する野村紘子さん。http://www.babajiji.com/
撮影/伊藤徹也 取材・原文/福山雅美
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