パンプキンプディング
「かぼちゃが丸ごと凝縮されたようで、プレーンなプリンとは別物のおいしさ! 濃厚なので小さめの型で。生クリームを帽子みたいにのっけて可愛く」(なかしましほさん)
材料・底直径4㎝・5個分
かぼちゃ(ゆでてつぶしたもの ※下の「下準備」参照)……150g
卵……2個
きび砂糖……40g
牛乳……200㎖
生クリーム……100㎖
ラム酒……小さじ1
お湯……大さじ1 1/2
A)
きび砂糖……50g
水……大さじ1
シナモン……小さじ1/2
下準備
- かぼちゃは種を取り、ひと口大に切って皮を下にして蒸し器に並べ、やわらかくなるまで蒸す。電子レンジを使う場合、皮を下にして耐熱皿に並べ、ふわっとラップをして、600Wで4〜5分ほど加熱する。
- 皮をスプーンか包丁で厚く外す。
- 身は熱いうちにフォークの背やフードプロセッサーでつぶす。プリンなど食感をなめらかにするものは、さらにこす。
パンプキンプディングの作り方
準備
- カップの側面に無塩バター(分量外)を塗っておく。
- かぼちゃは裏ごししておく。
作り方
- カラメルを作る。片手鍋にAを入れ、へらでよくなじませ、中火にかける。鍋を揺するようにしながら加熱し、全体が焦げて黒に近い茶色になったら火を止め、鍋肌からゆっくりお湯を注いで鍋を揺する(跳ねやすいので注意する)。かたまりができてしまったら、再度ごく弱火にかけ、へらで混ぜて溶かす。
- すぐにプリンカップの底が隠れるくらいまで均等に注ぎ、粗熱を取り、冷蔵庫で固まるまで冷やしておく(保冷剤を底に当ててもよい)。
- オーブンを160℃に予熱する。湯煎用のお湯を沸かしておく。
- ボウルに卵ときび砂糖を入れ、泡を立てないように泡立て器でほぐす。かぼちゃを加え、よく混ぜる。
- 鍋に牛乳を入れて中火にかける。時々、混ぜながら、60℃くらいまで温まったら(鍋肌がふつふつしてくる少し前が目安)火を止め、④に少しずつ加えてよく混ぜる。ザルでこし、冷やしておいたプリンカップに均等に注ぐ。
- 天板に並べてオーブンに入れ、お湯を天板の1/3~半分を目安に注ぐ。160℃で40分焼く。表面を触って真ん中にハリがあれば焼き上がり。
- 網の上に取り出して粗熱が取れたら冷蔵庫に入れてしっかり冷やす。翌日まで冷やしたほうが、味がなじんで断然おいしい。
- 生クリームにラム酒を加え、氷水に当ててやわらかく泡立てたものを添える。
伊藤まさこさんが提案!ラッピングアイデア
OPP袋と麻紐はラッピングに万能
「ラッピングに悩む立体的なお菓子も、この包み方なら失敗知らず。OPP素材の袋にプリン型ごと入れたら、下両端を底へ折り込んでセロハンテープで留める。麻紐で口を結んで短めにカットすれば完成」(伊藤まさこさん)
撮影/馬場わかな スタイリスト/伊藤まさこ
16年11月号【なかしましほさんのかぼちゃのおやつ】より