子どもたちの「おなかすいた!」にこたえるお昼ごはんは、待ったなしのスピード勝負。常備タンパク質で食べごたえ確保。何かとバタバタな夏休みのごはん問題を解決するのは、お手軽チャーハンです!
納豆は、しっかり炒めて香ばしく
納豆とキムチのチャーハン
納豆は粘りがきれるまで炒めると、大豆の風味がしっかり戻って香ばしく。「発酵食品同士でうま味もダブルです」(市瀬悦子さん)
材料・2人分
- あたたかいごはん……400g
- 納豆……2パック
- 白菜キムチ……80g
- 長ねぎ……1/2本
- 溶き卵……2個分
- 酒……大さじ1
- 納豆の添付タレ……2パック
- しょうゆ……小さじ1
- 塩、こしょう……各少々
- サラダ油……大さじ2
作り方
- 白菜キムチはひと口大に切る。長ねぎは粗みじん切りにする。
- フライパンにサラダ油大さじ1を強めの中火で熱し、溶き卵を流し入れる。木べらで大きく混ぜ、半熟状になったら取り出す。
- フライパンにサラダ油大さじ1を足して中火で熱し、納豆を入れ、粘りがきれるまで炒める。①を加えてさっと炒め、ごはんを加える。ごはんをほぐすように手早く混ぜながら炒める。
- ごはんがほぐれてきたら、酒を回し入れ、炒める。
- ②を戻し入れてさっと炒め合わせ、塩、こしょう、納豆の添付タレ、鍋肌からしょうゆを加えてさっと炒める。
納豆は、しっかり炒め粘りをきる
納豆はごはんを入れる前に、単独でしっかり炒める。糸がきれてきて、大豆を炒るような香ばしい香りがしてきたらおいしくなった合図!
教えてくれたのは
市瀬悦子さん
「おいしくて、作りやすい家庭料理」をテーマに活躍。子どもが楽しむ料理の普及にも力を注ぐ。近著に『基本調味料で作る5分麺』(主婦と生活社)
【特集】冷凍ごはんとハム・ツナ・納豆で……完食絶品チャーハン
2021年8月号【冷凍ごはんとハム・ツナ・納豆で……完食絶品チャーハン】より
撮影/キッチンミノル スタイリスト/朴 玲愛 取材・原文/福山雅美
市瀬悦子 Etsuko Ichise
料理研究家
「おいしくて作りやすい料理」をテーマに書籍や雑誌、メーカーのメニュー開発などで活躍。思わず白いご飯が食べたくなる親しみやすい味が人気。著書に『2品献立、はじめました』(大和書房)、『「材料入れて煮るだけ」レシピ』(主婦と生活社)など多数。