子持ちの魚も崩れず、きれいに
カレイの煮つけ
こっくりとした甘辛味に煮上がったカレイは、ごはんが進むおかず。かぶも一緒に煮ると簡単。
「表面加工してあるフライパンなら、くっつかないので身も崩れにくく、浅いので水分が蒸発しやすく、簡単に煮汁が煮詰められます」(小林まさみさん)
*フライパンは直径24〜26㎝の表面加工されたものを使用しています。
材料・2人分
- 子持ちカレイ……2切れ(約400g)
- A
- 水……150㎖
- しょうゆ……大さじ3
- 酒……大さじ3
- みりん……大さじ2
- 砂糖……大さじ2
- しょうがの薄切り……4枚
- かぶ……2個
作り方・直径24〜26㎝のフライパンを使用
- カレイはキッチンペーパーで水気をふく。
- かぶは茎を少し残して葉を切り、皮をむいて4等分に切る。
- フライパンにAを入れ、強火でひと煮立ちさせる。カレイを並べ入れ、しょうがを全体に散らす。
- スプーンでカレイに煮汁を数回かけて、フタをする。弱めの中火にして、5〜6分煮る。
- 空いたところにかぶを加え、再びフタをして2〜3分煮る。
- フタを取って強めの中火にし、スプーンで煮汁をかけながら、煮汁がとろっとするまで4〜5分煮る。
- 器にカレイとかぶを盛り、煮汁を回しかける。
フライパン和食はいいことずくめ
煮汁をかけやすい
魚は煮汁をかけながら煮詰めると、味がなじんでコクも加わります。フライパンなら浅いので、鍋より簡単に煮汁をかけることができるし、煮汁の煮詰まり具合もよく見えて便利。
2016年5月号 【別冊】フライパンひとつで まるっとごちそうおかず より
撮影/福尾美雪 スタイリスト/佐々木カナコ イラストレーション/飯山和哉 取材・文/海出正子