最近注目されている食品ロス（フードロス）、実は家庭からの量も驚くほど多いのです。

そこで、普段から野菜の捨てがち部分をおいしく料理している、料理家川上ミホさんのデイリーに使えるおいしいレシピをご紹介。

今回はかぼちゃをワタごと使ったおやつ。かぼちゃのワタは、食物繊維が豊富で果肉の5倍ものβカロテンが含まれていて、栄養たっぷりです。

もちもちした食感は子どものおやつにぴったり！
かぼちゃのワタごとみたらしだんご

「ワタは食物繊維が豊富で、果肉の5倍ものβカロテンが含まれています。好みできび砂糖を加えてもOK。だんごにする作業は子どもと一緒に楽しんでも」

材料・作りやすい分量

かぼちゃ……1/4個
片栗粉……大さじ3

A）
みりん、しょうゆ……各大さじ1
水……80㎖

水溶き片栗粉……片栗粉小さじ1〜2＋水小さじ2～4
サラダ油……適量

作り方

1. かぼちゃは皮をむき、ワタの中の種を除いて大まかに切る。耐熱容器に入れてラップをかけ、電子レンジ（600W）で7～8分加熱する。フォークやマッシャーでつぶし、片栗粉を加えてよく練り混ぜ、ひと口大の平たいだんごにする。
2. フライパンにサラダ油を入れて弱めの中火にかけ、①を両面こんがりと焼く。
3. 小鍋にAを入れてひと煮立ちさせ、火を止めて水溶き片栗粉を少しずつ加えて余熱でとろみをつける。②を加えてからめる。

＊むいた皮と種は捨てずに素揚げにして、塩を振っておつまみにしても。

教えてくれたのは
料理家　川上ミホさん

これらの捨てがち部位、実はおいしく食べられますよ！

フランス料理店のソムリエ、イタリアンの料理人、会員制レストランオーナーを経て、現在は料理家として雑誌、WEBなどで幅広く活躍。5歳の女の子のママ。昨年より東京と軽井沢の2拠点で暮らす。Instagram（miho.kawakami.5）

詳しい内容は2021年LEE4月号（3/5発売）に掲載中です。

撮影／清水奈緒　スタイリスト／岩﨑牧子　取材・原文／海出正子
※LEEwebは3月5日（金）10:00以降に公開の記事より、当サイト記事内での掲載商品の価格表示を消費税込の総額表示に変更しました。変更以前より掲載している記事においては、一部商品について、税抜き価格での表示が残っている場合がありますので、ご注意いただけますよう、お願い申し上げます。