8月になりました。
ようやく長い梅雨が明けて、いよいよ暑い夏が始まります。
今回のレシピは『マンゴーとココナッツミルクのジェラート』。
暑い日にうれしい、ひんやりスイーツです。さらりと口の中でほどけていく さっぱりとしたジェラートに、マンゴーをたっぷりと混ぜ込みました。
フルーツは凍らせず、食べるときにフレッシュなまま混ぜ込むのが、今回のレシピのポイント。
ココナッツの甘い香りに コンデンスミルクのやさしい風味。なめらかな口どけのジェラートの中で、ジューシーなマンゴーの香りが広がります。
ジェラートの作り方は いたってシンプル。フードプロセッサーを使うとあっという間です。
手で作るときは 1~2時間ごとに取り出して、泡立て器やハンドミキサーでなめらかにして、また冷凍庫に戻す作業を3~4回繰り返します。
その都度練るようにしてしっかりとなめらかにするのがポイント。
脂肪分が少ない分、氷のように固まりやすいので、なめらかな状態を保ちながら 凍らせていくことが大切です。
混ぜにくい時は、少し室温において やわらかくして作業しましょう。
とはいえ、実は シャリシャリと氷柱のようになった部分も 食感がたのしくて、見つけるとちょっと得した気分に(笑)
ムラがあっても そこは手作りの良さ。均一でないおいしさ、たのしさも手作りならではです。
南国の香りたっぷりの あと味軽いジェラート。 ぜひ、みなさんもお楽しみくださいね。
マンゴーとココナッツミルクのジェラート
【材料】
・ ココナッツミルク 400ml
・ コンデンスミルク 70g
・ グラニュー糖 70g
・ 生クリーム 150ml
・ マンゴー 各適量
・ ブルーベリー
・ ラズベリー
【作り方】
① ボウルにココナッツミルク、コンデンスミルク、グラニュー糖3/4量を入れ、よく混ぜ合わせる。
② 別のボウルに生クリームと残りのグラニュー糖を入れ、氷水にあてながら角が立つまで泡立てる。
③ ①に②を2、3回に分けて加え、やさしく混ぜ合わせる。フリーザーバックやバットに流し、冷凍庫で凍らせる。
④ ③を2cm角に切り、フードプロセッサーでなめらかな固めのシェイク状になるまで攪拌する。柔らかくなりすぎたら、冷凍庫に少し入れて固める。手で作るときは 、ボウルなどに流し入れて凍らせる。1~2時間ごとに取り出して、泡立て器やハンドミキサーでなめらかにして、また冷凍庫に戻す作業を3~4回繰り返す。
⑤ マンゴーを種に沿って切り、皮をむいて角切りにする。④のジェラートを器に盛り、マンゴー、ブルーベリー、ラズベリーをのせる。
製作・撮影/八田 真樹
お菓子研究家。短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)などが。
八田真樹 Maki Hatta
お菓子研究家
短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)など。