2020年 1月
新年おめでとうございます。
今年はいよいよオリンピックイヤー。様々な分野で 飛躍が期待できそうな年ですね。
この一年が皆さまにとって、素晴らしい飛躍の年となりますよう 心よりお祈り申し上げます。
さて、2020年 最初のレシピは『かぼちゃとくるみのおぜんざい』です。
ホクホクのかぼちゃをなめらかに潰した、こっくりとした風味のおぜんざい。
カリカリにローストしたクルミがアクセントです。
牛乳でのばすと まろやかでコクのある風味に、豆乳でのばすと あっさりと素朴な風味に仕上がります。
いつもどちらで作るか悩みどころ。お好みで作り比べしてみてくださいね。
じっくりと甘みを蓄えたかぼちゃで作るおぜんざいは、寒い日の定番おやつ。
かぼちゃに豊富に含まれるビタミンEには からだを温めてくれる効果があります。
すりおろした生姜が甘さを引き締めて、ポカポカ効果もアップ。
じんわりと温まる、からだに優しいおぜんざいです。
お正月が過ぎて、年末からの行事ごともひと段落。
忙しい日常に戻りつつある日々、ほっこりと和むおやつで、ちょっと一息ついてくださいね。
今年も、お菓子作りが楽しくなるような、おいしいレシピをお届けできたらうれしく思います。
どうぞよろしくお願い致します。
かぼちゃとくるみのおぜんざい
【材料】 4人分
・ かぼちゃ 400g(正味)
・ きび砂糖 80g
・ 牛乳 または 無調整豆乳 400ml
・ 塩 ひとつまみ
・ くるみ 40g
・ 生姜 少々
・ 餅 4個
【作り方】
*くるみはローストし、刻む。
*生姜はすりおろす
① かぼちゃは種とわたを取り、皮をむいてやわらかく蒸す。
② ①が熱いうちにフォークなどで丁寧につぶし、鍋に移して砂糖、塩を加えて混ぜる。牛乳(または豆乳)を少しずつ加えてよく混ぜる。
③ ②を弱火にかける。混ぜながら、鍋肌からふつふつしてきたら火からおろす。
④ ③を器に入れ、色よく焼いた餅を入れる。くるみを散らし、生姜のすりおろしをのせる。
製作・撮影/八田 真樹
お菓子研究家。短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)などが。
八田真樹 Maki Hatta
お菓子研究家
短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)など。