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FOOD

我が家の秘伝「黒豆」 &「栗きんとん」

「黒豆ゼリー」レシピ/藤井恵さん

  • 藤井 恵

2020.01.01

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黒豆ゼリー

黒豆ゼリー/藤井恵さん

昔から、「のどにいい」といわれる黒豆の煮汁をゼリーにして。さわやかな酸味のレモンシロップがアクセントです。

材料・作りやすい分量

黒豆の煮汁…………………1カップ
水……………………………1/2カップ
黒豆(煮たもの)、レモンの薄切り(飾り用)……………………………各適量
A)
粉ゼラチン……………6g(小さじ2)
水………………………大さじ11/2
B)
レモン汁………………大さじ2
砂糖……………………大さじ3
水………………………1カップ

作り方

  1. Aは合わせてふやかしておく。Bは合わせて小鍋に入れ、ひと煮立ちさせて冷やしておく。
  2. 鍋に黒豆の煮汁と水を入れ、中火にかける。煮立ったら、火を止めてAを加え、泡立て器などで混ぜて完全に溶かす。
  3. 容器に②を流し入れ、2時間ほど冷蔵庫に入れて冷やし固める。
  4. ③をさいの目切りにし、器に盛りつける。黒豆とレモンを飾り、Bのシロップをかける。

黒豆の作り方・材料(作りやすい分量)

黒豆(乾燥)………250g
A)
きび砂糖……200g
水……………1.5ℓ
しょうゆ……小さじ2
塩……………小さじ1/4

1 / 11
  • 黒豆を色よく仕上げたいなら鉄材を。専用のものも売っているけれど、鉄製ならOK。釘などを使う場合はお茶パックに入れて

  • 鍋にAと鉄材を入れ、中火にかける。煮立ったら火を止め、さっと洗って水気をきった黒豆を入れる。そのまま一晩(6〜7時間)おく

  • 鍋を中火にかける。温まってくると、鍋底に豆がくっつきやすくなるので、底から豆をはがすように大きく混ぜる

  • 煮立つ直前にアクを取り除き、弱火にする

  • 厚手のキッチンペーパーを2枚重ね、中央に十字の切り込みを入れる(切り込みの入れ方は次の画像を参照)

  • ハサミでカット

  • ④の鍋に⑤をのせて落としブタにする。厚手のペーパーを2枚重ねることで、重さが出て、豆が煮汁から出ることを効率よく防ぐ

  • 落としブタをしたうえで、さらに鍋のフタをずらしてかぶせ、豆が十分にやわらかくなるまで弱火で煮る

  • 途中、煮汁から豆が出そうになったら、かぶるほどの水を足す

  • 用事などで、作業を中断したいときは、火を止めてOK。長く中断する場合は、粗熱を取って冷蔵庫へ。最終的に豆がやわらかくなればよい

  • 煮上がったら鉄材を取り除き、煮汁の中で冷ます。粗熱が取れたら、煮汁ごとフタ付き容器に入れて冷蔵保存(長期の場合は汁ごと冷凍保存) ※保存期間は冷蔵1週間、冷凍1カ月間

 


2018年1月号【 我が家の秘伝「黒豆」&「栗きんとん」 】より

藤井 恵

料理研究家・管理栄養士

料理研究家・管理栄養士。大学在学中からテレビの料理番組のアシスタントを務めた後、フードコーディネーターを経て、料理研究家として独立。 ヘルシーなおかずやおつまみ、お菓子までわかりやすいレシピが好評。著書に『繰り返し作りたい定番料理』(主婦の友社)、『世界一美味しい! やせつまみの本』(主婦と生活社)など、多数。

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