このたびの台風により 被災された方々に 心よりお見舞い申し上げます
どうか一日も早く 平穏な日常に戻られますようお祈りいたします
10月半ば
いよいよ10月31日に向けてハロウィンモードが盛り上がってきました。
いつもの定番スイーツをどうハロウィンver にアレンジしようか あれこれと迷うのも、すっかり恒例となった たのしい時間です。
今回のレシピは『かぼちゃのブラン・モンブラン』です。
甘さが増したほくほくのかぼちゃをクリームにして、アクセントに刻んだ栗を入れました。
やさしいミルク感のホワイトチョコクリームで包みこんだ白いモンブラン。
ブランは”白”の意。 黄色いモンブランの表と中を逆さにしたモンブランです。
旬が二度あるといわれる かぼちゃ。
一度目は収穫の夏、そして二度目は収穫後じっくりと寝かされて 成熟した秋。
今がちょうど二度目の旬。
十分な甘さを蓄えておいしく熟した頃です。
旬の食材で作ったお菓子はやっぱりおいしい!
収穫を祝い、悪い霊を払うハロウィン。
実りの季節に感謝して、旬のおいしさをたのしんでくださいね。
ミニサイズでハロウィンデコ☆
かぼちゃのブラン・モンブラン
【材料】 10個分
・ かぼちゃ(正味) 200g
・ 砂糖 20g
・ バター 10g
・ 生クリーム 50ml
・ シナモン 適量
・ ラム酒 小さじ1/2(お好みで)
・ 栗の渋皮煮 (刻む) 4~5粒
・ 生クリーム 150ml
・ ホワイトチョコレート 50g
・ 全粒粉ビスケット 10枚
・ ココア 少々
【作り方】
① かぼちゃのクリームをつくる。かぼちゃは種とわたを取り、皮をむいて3cm角に切る。耐熱皿に並べ、ふんわりラップをして電子レンジで3分ほど、やわらかくなるまで加熱する。熱いうちにフォークなどでていねいに潰す。
② ①に砂糖、バターを順に加えてその度よく混ぜる。生クリーム(50ml)を少しずつ加えて混ぜる。シナモン、刻んだ甘栗を加えて混ぜる。
③ ホワイトチョコクリームをつくる。ホワイトチョコレート(25g)を細かく刻み、湯煎で溶かす。生クリーム(100ml)を少しずつ加え、よく混ぜる。なめらかになったら氷水にあてて角が立つまで泡立てる。
④ ビスケットに②のかぼちゃクリームをこんもりと塗る。お皿にのせ、上から③のホワイトチョコクリームを星口金で渦巻状に絞る。ココアを振る。
製作・撮影/八田 真樹
お菓子研究家。短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)などが。
八田真樹 Maki Hatta
お菓子研究家
短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)など。