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FOOD

葡萄パイのレシピ/八田真樹さんの絶品スイーツ

  • 八田真樹

2019.10.01

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10月

実りの秋。

おいしい、うれしい季節がやってきました。

 

今月最初のレシピは『葡萄のパイ』です。

前回は小さな葡萄のケーキだったので、今回は大粒の葡萄が主役。

 

層が膨らむのを押さえて、薄く焼き上げたパイをパリっとキャラメリゼ。

コクのあるマスカルポーネクリームをのせて、葡萄をふんだんに並べました。

 

ふんわりと軽く、口どけのいい マスカルポーネクリームには 少し酸味のある果物がよく合います。

葡萄が沈まないように、パイに塗るクリームは のせすぎないのが きれいに仕上げるポイント。

でも、やっぱりクリームたっぷりで食べたい!・・・ということで、

この薄いパイには、残りのクリームをパイに添えて、好きなだけ のせながら食べる 追いクリームスタイル(笑)で落ち着いています。

 

サクサクのパイに 葡萄もクリームも たっぷりとのせて頬張るしあわせ・・・!

小さなパイの上の小さな秋。

皆さんも、ぜひ お楽しみくださいね。

 

 

 

 

葡萄のパイ

 

【材料】15cm丸型 2台

・ 冷凍パイシート (18x18cm)       2枚
・ 粉砂糖        適量

・ マスカルポーネチーズ        150g
・ 生クリーム        100ml
・ 砂糖        25g
・ キルシュ        大さじ1/2
・ 葡萄 (好みのものでok)         1房

 

【作り方】

* オーブンを200℃に温める。

 

① パイシートを直径15~16cmの円形に切り抜き、竹串などで全体に穴をあける。

② 200℃に温めたオーブンで5分ほど焼き、軽く膨らんできたら上に天板を重ねてのせ、10分ほど焼く。(天板が2枚なければ耐熱のバットなど重しになるものでok)

③ 重ねた天板を外し、粉砂糖を全体にたっぷりとふりかける。粉砂糖が溶けてキャラメル色になるまで、天板はのせずに再び8~10分焼く。

④ マスカルポーネクリームをつくる。ボウルにマスカルポーネチーズ、砂糖、キルシュを入れ、なめらかになるまでよく混ぜる。

⑤ 別のボウルに生クリームを入れ、氷水にあてながら柔らかい角が立つまで泡立てる。

⑥ ④に⑤を2、3回に分けて加え、さっくりと混ぜ合わせる。

⑦ ③に⑥のクリームを塗り、半分に切った葡萄を並べる。

⑧ 残りのクリームを⑦に添える。

 

 

 

製作・撮影/八田 真樹
お菓子研究家。短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)などが。

八田真樹 Maki Hatta

お菓子研究家

短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)など。

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