8月半ば
連日、気温の記録更新。今年も暑い夏となりました。
夏といえば やっぱり、すいか!
お店でも真っ赤なすいかが ひときわ 目をひきます。
今回のレシピは『すいかのジュレとココナッツミルクプリン』。
さっぱりとしたすいかのジュレと、とろんと濃厚なココナッツミルクプリンを合わせた 南国の香りのスイーツです。
すいかをする というと、ちょっと手間のように感じるかもしれませんが、力を入れなくても 面白いようにスルスルとすりおろせて なかなか楽しい作業。
はちみつのやさしい風味と レモンのさわやかな香りも加えて、ふるふるとやわらかな口当たりがうれしいジュレにしました。
さっぱりとしたジュレの下は クリーミーなココナッツミルクプリン。
甘い香りのココナッツミルクは夏のスイーツにも活躍します。
そのまま冷やし固めると 分離しやすいので、混ぜながら冷やしてとろみをつけるのがポイント。
きちんと とろみがついてから 器に注ぎ入れましょう。
バットや大きめの器にどーんと作って取り分けスタイルにしてもいいし、グラスに一人分ずつ作っても色鮮やかできれい。
冷蔵庫に冷やしてあるとうれしい ひんやりスイーツです。
すいかのスイーツは夏ならではのお楽しみ。
夏休みのおやつにも 、おもてなしにも ぜひどうぞ♪
すいかのジュレとココナッツミルクプリン
【材料】
(すいかのジュレ)
・ すいか果汁 300ml
・ はちみつ 大さじ2
・ レモン汁 小さじ2
・ 粉ゼラチン 5g
・ 水 大さじ2
・ すいか 適量
・ ミントの葉
(ココナッツミルクプリン)
・ ココナッツミルク 300ml
・ 牛乳 50ml
・ 生クリーム 100ml
・ 砂糖 60g
・ 粉ゼラチン 5g
・ 水 大さじ2
【作り方】
*粉ゼラチンは それぞれ 水 大さじ2 に振り入れてふやかしておく。
① すいかのジュレをつくる。すいかは実を切り出して種を取り、すりおろす。ざるでこし、300mlの果汁をとる。
② ①にはちみつ、レモン汁を加えてよく混ぜる。
③ ゼラチンをレンジに15~20秒ほどかけて溶かし、②に加え、よく混ぜる。冷蔵庫で冷やし固める。
④ ココナッツミルクプリンをつくる。鍋にココナッツミルク、牛乳、砂糖を入れ、よく混ぜて火にかけ、沸騰直前まで温める。(沸騰させないように注意)
⑤ ④が鍋肌からふつふつし始めたら 火からおろし、ふやかしたゼラチンを加えてよく混ぜる。生クリームを加えてよく混ぜる。
⑥ ⑤を氷水にあて、時々混ぜながらとろみがつくまで冷やす。とろみがついたら器に注ぎ、冷蔵庫で冷やし固める。
⑦ ③をフォークなどでざっとくずす。⑥の上にくずしたジュレと丸くりぬいたすいかを盛る。ミントの葉を飾る。
製作・撮影/八田 真樹
お菓子研究家。短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)などが。
八田真樹 Maki Hatta
お菓子研究家
短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)など。