5月です。
新緑がまぶしい さわやかな季節。
令和元年がスタートし、今年は特別な初夏の始まりとなりました。
この連載も 気持ち新たに おいしいレシピをたくさんお届けしていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします☆
さて、今回のレシピは『レモンティークッキー』
ほんのりと紅茶が香るクッキーに 甘酸っぱいレモンアイシングを塗りました。
クッキーとアイシングが合わさるとレモンティーに。
初夏のようにさわやかなクッキーです。
焼き菓子の紅茶は アールグレイなど香りが強めのものを使っています。
ティーバッグの茶葉は細かいので そのまま使えて便利。大きい茶葉を使うときは、すって細かくしてから加えてくださいね。
アップルティーを使って レモンアップルティーにアレンジしても楽しいです。
サクサクほろほろに焼き上げるコツは 生地をしっかりと冷やし休めること。
いつもは一晩寝かせて翌日焼いたり、冷凍保存できるので、まとめて作って冷凍しています。
生地を伸ばすと柔らかくなってくるので、型抜きの前に冷凍庫で5分ほど冷やして固めるのもポイント。
これからの季節は暑くなってくるので、こまめに冷やしながら作業しましょう。
香ばしく焼き上げたサクサククッキー。
おいしいお茶を淹れて、さわやかな季節をおたのしみくださいね。
レモンティークッキー
【材料】
・ 無塩バター 100g
・ 粉砂糖 60g
・ 塩 ひとつまみ
・ 卵 30g
・ 薄力粉 160g
・ ベーキングパウダー 小さじ1/2
・ アーモンド粉 40g
・ 紅茶葉 8g
・ レモンの皮 1個分
レモンアイシング
・ 粉砂糖 60g
・ レモン汁 小さじ2
【作り方】
* バターは室温においてやわらかくしておく。
* オーブンを170℃に温める。
① ボウルにバターをやわらかく練り、粉砂糖、塩を加え、泡だて器でよくすり混ぜる。
② ときほぐした卵を少しずつ加えてその度よく混ぜる。
③ アーモンド粉を加えて混ぜる。
④ 薄力粉とベーキングパウダーを合わせて振るい入れ、ゴムベラでさっくりと混ぜる。
⑤ ④を2つに分けてラップに包んで平らにし、冷蔵庫で2時間以上休ませる。(できれば一晩)
⑥ 生地をラップ2枚ではさみ、上から厚さ4mmにのばす。冷凍庫に5分ほど入れる。
⑦ 型でぬき、オーブンシートをしいた天板に並べる。170℃に温めたオーブンで13~15分色よく焼く。粗熱が取れたら、網にとって冷ます。
⑧ 小さい器にアイシングの材料をよく混ぜる。(タラタラと垂れるくらい。硬いときはレモン汁を1、2滴足して調整する。)クッキーが完全に冷めたら、アイシングを薄く塗り、乾かす。
製作・撮影/八田 真樹
お菓子研究家。短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)などが。
八田真樹 Maki Hatta
お菓子研究家
短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)など。