11月
11月に入り、ますます秋も深まってきました。
ご近所ではたくさん実をつけた柿の木を見かけます。
勝手に推察すると、どうやら今年は豊作のようです(笑)
皆さん、柿はシャキシャキ派でしょうか?それともトロトロ派?
今回のレシピは ”とろとろ柿の豆乳プリン”
とろとろに熟した柿が主役のスイーツです。
白いプリンにスプーンを入れると、中から鮮やかなオレンジ色が出てくるサプライズなプリン。
柿は 冷蔵庫の中でぎりぎりまで待って、手に取ると崩れそうなほど やわらかくなったら作りどきのサインです。
柿とプリンのやわらかさがつながって、とろんと溶ける口どけが身上のスイーツ。
ほんのり香るラム酒や、コクのある黒蜜の風味も柿とよく合います。
とろとろ柿が苦手な方は、まずは ほどよいやわらかさの柿で作ってみてくださいね。
甘みを増した柿がおいしいこの季節。
ぜひ、おやつの時間にもお楽しみください。
とろとろ柿の豆乳プリン
【材料】 4人分
・ 柿 (完熟) 1~2個
・ 豆乳 (無調整) 150ml
・ 牛乳 150ml
・ 生クリーム 100ml
・ 砂糖 40g
・ ラム酒 小さじ2
・ 粉ゼラチン 5g
・ 水 大さじ2
・ 柿(トッピング用)、タイム(あれば) 適宜
・ 黒蜜 適量
【作り方】
* ゼラチンは水に振り入れ、ふやかしておく。
① 鍋に豆乳、牛乳、砂糖を入れ、混ぜながら火にかける。沸騰させないように温め、鍋肌からふつふつしてきたら火からおろす。
② ボウルにふやかしたゼラチンを入れ、①を注いでよく混ぜる。
③ 生クリーム、ラム酒を加えてよく混ぜる。
④ ③を氷水にあて、時々混ぜながらとろみがつくまで冷ます。
⑤ 柿を四つ切にし、皮をとって器に入れる。④を上から器に注ぎ、冷やし固める。角切りした柿をのせ、タイムを飾る。黒蜜を添える。
製作・撮影/八田 真樹
お菓子研究家。短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)などが。
八田真樹 Maki Hatta
お菓子研究家
短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)など。