9月になりました。
今年の夏は一段と暑い夏になりましたね。
厳しい暑さに少々夏バテ気味の方もいらっしゃるのでは。 そんな日には、 ほっと和む ひんやりスイーツはいかがですか?
今回のレシピは「黒糖のゼリー」
黒糖の風味をそのまま、 そっと固めたふるふるゼリー。
キラキラと揺れる様子が とても涼やかです。
基本の材料はシンプルに黒砂糖だけ。
ゼラチンも控えめにして、ジュレのようにやわらかく仕上げました。
黒糖のやさしい甘さと、口の中ですぐにとろける やわらかさが嬉しいゼリーです。
今回は3つの楽しみかたでご紹介します。
まずはきなこをたっぷりと振ってシンプルに。
ごくやわらかく、ふるふるののど越し がどこかわらび餅のようで、これが 飽きずに何度となく作っている一番のお気に入りです。
続いては冷たい牛乳もしくは豆乳をかけて。こちらはドリンクのように楽しめます。
そして、3つめは季節の果物とクリームやアイスクリームと合わせたパフェにして。おもてなしの時にもおすすめです。
材料がシンプルなだけにストレートに味わえる黒糖の風味がポイント。
ぜひ、お好きな黒糖を使って 作ってみてくださいね。
黒糖のゼリー
【材料】
・ 黒砂糖 60g
・ 水 300ml
・ 粉ゼラチン 5g
・きなこ
・牛乳または豆乳
(パフェ)
・ 生クリーム 100ml
・ 砂糖 10g
・ いちじく、巨峰、グレープフルーツ 各適量
・ ミントの葉
【作り方】
*粉ゼラチンは大さじ2の水(分量外)に振り入れ、ふやかす。
① 鍋に黒砂糖と水を合わせて火にかけ、よく混ぜながら黒糖を溶かす。
② 火からおろし、ふやかしたゼラチンを加えてよく混ぜて溶かす。バットなどに流し入れ、冷やし固める。
③ ②をフォークなどでざっくりと崩す。器に盛り、きなこをふる。
④(ここからパフェに) 生クリームをボウルに入れ、砂糖を加える。氷水にあてながら柔らかい角が立つまで泡立てる。
⑤ ②をフォークなどでざっくりと崩す。器に盛り、④をのせ、フルーツをのせる。ミントの葉を飾る。
製作・撮影/八田 真樹
お菓子研究家。短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)などが。
八田真樹 Maki Hatta
お菓子研究家
短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)など。