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香りが飛び出す絵本って!?「フレグランスニュービーズ おはなえほん発表会」

2017.11.13

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液体洗剤(非濃縮)の中で1番多く好きな香りに選ばれた花王の「フレグランスニュービーズ」から香りが飛び出す「おはなえほん」が発表されました。先日行われた発表会では「フレグランスニュービーズ」のCMキャラクターをつとめる女優、木村佳乃さんによる読み聞かせ、また、「JAPAN絵本読みきかせ協会」の代表・景山聖子さんとのトークでは“読み聞かせ”のコツについての興味深いお話もうかがうことができました。

影山さんによると、絵本の読み聞かせには2つのいいことがあるそう。まず1つめは子どもとの肌と肌との触れ合いによって、ママも子どもも、深い信頼感を感じることができること。そして、もう1つは読み聞かせにはママの疲れをとる効果もあるとのこと! “幸せホルモン”と呼ばれる『オキシトシン』の分泌を促し、仮に5分の読み聞かせをするとアロマテラピーと同じ効果もあるのだそう。

「読み聞かせをしているとよく途中で眠くなってしまうのですが、オキシトシンが出てるんですね!」と木村さんもびっくり。

実は、今回発表された「おはなえほん」は絵本と香りを掛け合わせた、全く新しいタイプのもの。絵本作家のたちもとみちこさんによるオリジナルストーリーに合わせて、絵本に設置しているボタンを押すと、その場面にぴったりなフローラルなどの香りがふわっと風に香ってくるのです!

タイトルは「しあわせのかおり」で、絵本作家たちもとみちこさんによる描き下ろし。絵本に設置されているボタンを押すと、その場面にぴったりなフローラルなどの香り(香りは全部で4種類)が噴霧される仕掛け。

実はこの絵本、科学的な根拠もすごいんです。

ニオイに関する脳研究のエキスパート、杏林大学名誉教授の古賀良彦先生監修の「フローラルの香りと親子のコミュニケーションに関する実験」では、フローラルの香りは社会脳と呼ばれるコミュニケーションを司る部位の一つである「前頭前野」を活性化することが明らかになったとのこと。

母親と子の脳血液量がフローラルの香りの有無により差異があるかを調べるため、間違探しゲームを6分間実施し、ゲーム開始後2分後にフローラルの香りの香料を含ませたガーゼ、または香りのないガーゼを、母親と子のそれぞれの顔の前に提示し、その背後より小型の扇風機を設置し、被験者に向け送風。母親は前頭前野全体がフローラルの香りにより活性化、子は前頭前野がフローラルの香りにより著明に活性化、という結果に。

「今回の研究によって、母親は社会脳と言われる前頭前野がフローラルの香りによって活性化されることが明らかになりました。その働きによって情緒面では、心理的に気持ちが穏やかになり、かつ元気になるという結果も得られました」(古賀先生)

アロマテラピーと同じようなリラックス効果のある読み聞かせに、さらにフローラルの香りをプラス。「おはなえほん」を通して、ママと子どもの大切なコミュニケーションの時間がさらにいいものになりそう!

 

 

気になるこの絵本、抽選で総勢300名に当たるキャンペーンを実施中(12月15日まで)。また、より多くの方に体験していただける機会が増えるようにと、大阪府立中央図書館、森の図書室(東京)など全国の図書館やブックカフェに寄贈されるそうで、11月上旬より順次貸出も予定されているとのこと。

絵本を読みすすめるうちに、ふわっといい香り。
この新しい「おはなえほん」、ぜひ、手にとって体感してみてください!

「おはなえほん」についての詳しい情報はこちらから。

最後に、「JAPAN絵本読み聞かせ協会」代表・影山さんから教えていただいた絵本読み聞かせのコツを2つ。

1:ページをめくったら一瞬、間をおく。

つい、次の展開に進みたくなるところですが、いっぱく、間をおいて。「絵本は絵自体がしゃべっているので、子どもは絵からなにかを受け取っています」。

2:子どもが口にしたことをうけとめる。

子どもが「お花だ!」と話したら「お花だね」と受け止める。「子どもはお母さんに受け止められたと感じて、大きな信頼感につながります」

毎晩の読み聞かせ、疲れているとつい早足で読んでしまいたくなりますが、ママも子どもも『オキシトシン』が出ていることを実感しながら、リラックスした、いい時間にしたいものですね。

 

 

 

 

 

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