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津島千佳

まるでアートピース! 「FUTONSTAR」で見たことのない布団に出合う

  • 津島千佳

2017.10.28

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みなさん、どんな布団を使っていますか? ホテルライクな真っ白なベッドリネン? それともベージュや茶系などの落ち着いた色味でしょうか。

多くの人は部屋に調和するシンプルなベッドリネンだと想像しますが、その真逆をいくインテリアの主役になる布団が揃うブランド「FUTONSTAR」がデビュー。これまで見たことがないパンチの効いた布団の数々をご紹介します。

老舗布団メーカーとクリエイターがコラボ!

どのくらい個性的な布団か、まずは見ていただきましょう。

「SANUKI LEGEND」¥1,200,000

「NI-SHI-KI 24 FORCES」¥2,400,000

「HONEY OF TERROR」¥1,500,000

「ORIEMON REMIX」¥1,500,000

どれも布団とは思えないデザインばかり! そもそも「FUTONSTAR」はまったく新しい布団を提案するため、日本の老舗布団メーカー6社が気鋭のクリエイターやアーティストとコラボして誕生したブランド。既存の枠にとらわれず、チャレンジングな布団を提案することをコンセプトにしているのです。

ただデザインは斬新でも、職人が一点一点製造しているのでクオリティは折り紙付き。

布団なのにストーリーが感じられる!

デビューコレクションのラインナップで気になったのは、この2つ。

伝統的な和布団をベースにした「ORIEMON REMIX」は、オリジナルの千代柄がノスタルジックで可愛い。でもそれにミックスしてあるのは和柄と正反対のグラフィティ。

なぜこんな相反する要素が混在しているのかというと、「ORIEMON REMIX」を手がけるコドモわた株式会社社長がかつて渋谷でDJをしており、その経歴を反映したとのこと。

そういうストーリーがあるのも「FUTONSTAR」のおもしろいところ。

掛け布団はリバーシブルで、裏は全面グラフィティ柄。気分や部屋の雰囲気に合わせて表と裏の好きな方を見せられるのも楽しい。

 

ハートのキルティングがフェミニンな「HONEY OF TERROR」のテーマは、美女。

パッと見はラブリーなのですが、トリミングや裏面、敷布団をよく見ると、コミックに使われるようなポップなフォントとともに、美女がドラキュラに襲われる瞬間を描いたイラストが。

個人的にハートなどのラブリーなテイストはあまり興味がないのですが、アメコミ風のイラストは大好き。なかなかない組み合わせ、ぐっときます。

掛け布団の中綿は吸放湿性抜群で、機能性にもこだわっています。

完全受注生産で、なかなか手の届かない価格ではありますが、「FUTONSTAR」が世間に浸透していくと布団のデザインバリエーションが広がりそう。

今後もどんな布団で私たちを驚かせてくれるのか、期待したいブランドです。

FUTONSTARのサイトはこちら!

http://futonstar.jp/

津島千佳 Tica Tsushima

ライター

1981年香川県生まれ。主にファッションやライフスタイル、インタビュー分野で活動中。夫婦揃って8月1日生まれ。‘15年生まれの息子は空気を読まず8月2日に誕生。

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