野菜はもちろん、食感も楽しい食材がいっぱいの「ヘルシー混ぜごはん」プロレシピを拝見!(料理家・植松良枝さん)
2017.10.24 更新日:2021.04.03
混ぜ込んだのは、歯ごたえを楽しめる根菜やナッツ、体を温めるしょうがや栄養価の高いパセリなど。ひと口ごとに変わるおいしさで、気づけばお皿は空っぽです。今回はその混ぜごはんによく合う一汁をプラスしてご紹介します!
エスニックな味と香りがたまらない
ベトナム風鶏肉の混ぜごはん
「マリネした鶏肉を、色よくカリッと焼き上げて。しょうがの刺激とほのかな酸味で、おかわり必至のひと皿です」

米……2合
鶏もも肉(大)……1枚(300g)
A サラダ油……小さじ2
粗びき黒こしょう……小さじ2/3
ヌクマム(ナンプラーでも代用可)……大さじ1
れんこん……150g
しめじ(小)……1パック
えのきだけ……1パック
レモングラス(乾燥・あれば)……10g
しょうが(みじん切り)……1かけ分
B ヌクマム(ナンプラーでも代用可)、
オイスターソース、レモン汁……各大さじ2
米油などくせのない油……大さじ1
粗びき黒こしょう、香菜(ざく切り)……各適量
1. 米を研ぎ、ザルに上げて水気をしっかりときる。炊飯器に入れ、あれば「かためモード」で炊く(または、通常より水加減を大さじ3減らして炊く)。
2. 鶏肉は1.5cm角に切り、Aの材料をもみ込んで20分ほどおく。れんこんは2cm長さに切ってから、1cm角の棒状に切って水に10分ほどさらす。しめじは細かくほぐし、えのきだけは長さを3等分に切ってから細かくほぐす。
3. フライパンを熱し、(2)の鶏肉を皮目を下にして並べ入れる。片面に軽く焦げ目がつくまで中火で焼いたら、米油を加え、水気をきったれんこんとレモングラスを加えて炒める。れんこんが透き通ったら、しょうが、しめじ、えのきだけを加えて炒め合わせ、Bで味つけをする。強火にし、水分を飛ばすようにさらに炒める。
4. 炊き上がったごはんをほぐし、熱いうちに(3)を加えてざっくりと混ぜ合わせる。粗びき黒こしょうをたっぷりと振り、香菜を散らす。
しょうが

血行を促進し、体を内側から温めてくれるしょうがは、これからの季節に意識して食べたい食材

鶏肉の焦げ目は調味料のうち。皮目から入れたら、いじらずにしっかり焼き色をつける

いい焼き色がついたら、ほかの具材を加え、調味料を焼きからめながら水分を飛ばす
シャキシャキ青菜でさっぱりと
アサリと青菜のエスニックスープ

アサリ(砂抜きしたもの)250〜300g
小松菜120〜150g
にんにく(つぶす)1かけ分
ヌクマム大さじ1
1. 鍋にアサリ、にんにく、水200mLを入れ、中火にかける。アサリの口が開いたら、水600mLを注ぎ入れ、煮立たせ、アクを取る。
2. 2cm長さに切った小松菜を加え、ヌクマムで味を調える。
次回は『お肉が主役! 食べごたえバッチリの「ボリューム炊き込みごはん」をご紹介!(料理家・堤 人美さん)』をお届けします。
撮影/福尾美雪 スタイリスト/朴 玲愛 取材・文/福山雅美
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