最近ではゴールデンウィークを中心に、芝桜の丘が賑わっている秩父市の羊山公園ですが、この広大な公園の中には、芝生広場もあれば、子どもが楽しめるアスレチックもあります。芝桜を見に行ったついでに、アスレチックで遊んできました。
最近は芝桜で有名になった羊山公園
ここ数年、芝桜の名所として知られるようになった秩父市は、私が生まれ育った街。今も実家があるので、ゴールデンウィークには毎年のように帰省しています。芝桜人気のおかげで、この時期は街中がとても賑やかです。
毎年見ているけど、とりあえず今年も芝桜の丘を見に行ってみました。芝桜の丘がある「羊山公園」に、芝桜が植えられ始めたのは、実はわりと最近です。私が子どもの頃は、幼稚園や小学校の遠足などで訪れたり、4月上旬にはソメイヨシノが満開になり、市民がお花見に訪れる「市民の憩いの場」でした。その頃は、羊山公園がこれほど賑やかなことは無かったと記憶しています(笑)。
上の写真で、芝桜の後ろに見えるのは、秩父のシンボルとも言える山「武甲山(ぶこうざん)」。石灰が採掘されている山で、年々採掘によりその姿を変えながらも、街の経済を支えてくれています。山頂まで2時間ほどで登ることもでき、秩父盆地を一望できます。
大型遊具もあるアスレチック「わんぱく広場」へ
羊山公園には、子どもが楽しめるアスレチック「わんぱく広場」があります。ここは、私が子どもの頃からあり、よく家族で遊びに来ていました。
芝桜の丘から、公園内の遊歩道を通ってアスレチックへ。久々に行ってみると、遊具はもちろん新しいものに変わっていましたが、アスレチック全体の様子は、わりと当時のままでした。
「わんぱく広場」という名称も、確か私が子どもの頃と変わらないような…。懐かし~。さっそく遊び始める娘。小学生くらいから遊べる遊具もあれば、親がついていれば幼児でも楽しめる遊具もあり、いろいろな年齢の子どもたちが遊んでいましたよ。
ネット登り、丸太吊り橋などが一緒になった複合型の遊具は、小さい子にも人気のよう。全体を撮影し忘れたのですが、この遊具、かなり大型で滑り台もついています。最近の遊具は、昔のものより進化していますよね。
子どもたちに大人気、ターザンロープ初体験
そして、一番人気はやはり「ターザンロープ」。これはさすがに1人ではできないので、パパが支えて一緒に走る!
すっかりターザンロープを気に入った娘。「もう1回」「もう1回」と、最終的に10回以上走らされていました。しんどそう…。大人にとってはただの修行のようですが(笑)、子どもは楽しそうなのでよかったです。パパ、ありがとう…。
ちなみに、ターザンロープは小学生以上なら1人でもできそうですが、幼児の場合は大人がついて楽しんだほうがいいかなと思います。
芝桜まつりは5月7日(日)で終わってしまいましたが、羊山公園は駅からのハイキングにもちょうどいい距離。園内にはアスレチックのほかにも、ふれあい牧場や美術館などもあるので、これからの時期に訪れても楽しめます。ぜひ週末の小旅行に出かけてみて下さい。
相馬由子 Yuko Soma
ライター
1976年、埼玉県生まれ。夫と7歳の娘との3人暮らし。編集プロダクション、広告系出版社を経て独立。ウェブ、雑誌、書籍などで編集、執筆を手がける。最近では、子育て、アウトドア、旅、食などのテーマを担当することが多い。合同会社ディライトフル代表。