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上紙夏花

ベビーと小学生が同じ場所で楽しめる『東京おもちゃ美術館』へ

  • 上紙夏花

2016.09.24

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雨の休日が続きますが、みなさんいかがお過ごしですか?わが家では、こどもが2人になってからというもの、休日のおでかけ先に頭を悩ませることが増えました。長男は小学1年生で次男は1歳。どちらに合わせるべきか……これだけ年齢差があるふたりを楽しませる場所はあるのかな?と半ば諦めかけていたのですが、それぞれが思いっきり遊べる場所を発見したのです!

 

年の差のある兄弟も喜ぶ、おでかけ先を発見!

それは、四谷にある『東京おもちゃ美術館』です。同じ悩みを抱えていた小学2年生息子と2歳の娘をもつ親友家族と行ってきました!これがまあ、こどもだけと言わず、大人も楽しすぎて夢中になってしまうほどたくさんのおもちゃがあって一日中楽しめる最高のお出かけスポットなのですよ。これだけ楽しめて、入場料はこども(6か月~小学生)500円(6か月未満は無料)、大人(中学生以上)800円、おとなこどもペア券は1200円と良心的なお値段なのも魅力的。再入場もできるので、外でランチをしてきてまた戻るというのもO.K。

 

 

 

全国のおもちゃの専門家「おもちゃコンサルタント」が選んだ、グッド・トイの展示があったり、世界中のおもちゃが集められた場所もありました。2階のミュージアムショップでは、木でできたおもちゃや楽器を販売していて、木製だと結構いいお値段ではありますが、使っていくほどに味がでて手に馴染んでくるおもちゃってやっぱりいいですね。

 

 

この雰囲気、懐かしいと思いませんか?そうなんです!ここは新宿区立四谷第四小学校の跡地に作られているんです。1階の建物の入口から入場口がある2階まではエレベーターがありますが、館内に入ってしまえば全て階段移動です。ベビーカーは建物入口の専用スペースに置く決まりなので、抱っこでの移動になりますが、廊下をゆっくり歩いて回ると、木のぬくもりを感じながら童心にかえれてなかなかいいものですよ。1階から3階まで、9つのお部屋に分かれていて、どのお部屋も何度行っても新しい発見があるようで飽きません。

 

 

 

廊下にもゲームのおもちゃが置いてあったりして、小学生&パパチームがハマっていたのがこちら。紐を上手に操って木のボールを落とさないように、てっぺんの穴に入れるゲームです。すごく集中していました。この写真に後姿で少し写っている、赤いエプロンの方は、ボランティアスタッフのおもちゃ学芸員さんです。このおもちゃ学芸員さんは10代から80代まで約300名の登録があるそうで、遊びの案内人“として、おもちゃと人をつないぐ架け橋の役割をされています。日によって、むかし遊びの紹介や紙芝居、そのほかにもたくさんのワークショップが開催されているので、事前にホームページでチェックしておくといいですね。

 

さて、ここまで全員で遊んでいましたが、ちびっこ&ママチーム、小学生&パパチームに分かれて過ごします。ここから、私たちは0歳~2歳までの『赤ちゃん木育ひろば』へ移動です。

 

 

2歳までの小さい子専用のスペースは木の香りに癒される空間

一階にある『赤ちゃん木育ひろば』へやってきました!もう入口付近から木のとてもいい香りが漂

ってきて、癒されます。おもちゃ学芸員さんがやさしく声をかけてくれて、荷物を持ってくれたり

お手伝いをしてくださいました。このひろばは0・1・2歳限定なので、大きなお友達が走ってくると

いう心配もありません。中には授乳室もあり、この広場入口手前におむつ替えスペースも設けられ

ています。

 

おむつ用のダストボックス(しかもオシャレ!)もあるのもうれしいポイントですね。消毒用のアルコールも完備。3つおむつ替えの台があったので、休日で込み合うときもそれほど待たずに交換することができました。

 

 

 

 

ここでも、おもちゃ学芸員さんが月齢に合わせたおもちゃをもってきてくださったり、遊び方を教えてくださいました。ご年配の方が多いので、おじいちゃんおばあちゃんを思い出すのか、こどもたちもほっこり。

 

 

IMG_1579
木育というだけあって、本当に木のおもちゃがいっぱい!広々としていてハイハイし放題の息子。お友達の娘ちゃんはずっとこのおもちゃをお散歩させて歩いていました。休日ということもあって、たくさんの親子が遊びに来ていましたが、両面の窓から差し込む光も気持ちよくて、圧迫感はありませんでした。ここなら雨のときも、暑くても寒くてもへっちゃらです。

 

木のおもちゃに囲まれて遊ぶ、こどもの自然な表情が撮影できる

IMG_1560

 

写真を撮っているママたちも多くて、特に撮影スポットとして人気だったのが、上の二つ。白い床のところはお部屋のセンターにあって、くぼみになっているんです。木のおもちゃもこどもも自然と中央に集まってくるという……(笑)。そして、こちらのたまごの籠も大人気で、順番待ちをして入らせてもらいました。
たくさん遊べたので、帰りはコテンと寝てくれたちびっこチームでした。聞くところによると、平日は少し空いているようなので、今度はちびっこチームだけでこの赤ちゃん木育ひろば狙いで来てもいいなと思いました。ちなみに平日のみ有効の半年間パスポート(こども1800円、大人2500円)もあるので、6か月以内に3回以上利用するなら活用してみるといいですね。

 

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東京おもちゃ美術館 〒160-0004東京都新宿区四谷4-20 四谷ひろば内 開館時間:10:00~16:00(入館は15:30まで)/毎週木曜日休館(特別休館日もあり)

http://goodtoy.org/ttm/index.html

上紙夏花 Natsuka Uegami

ライター/ビューティープランナー

1977年、大阪府生まれ。吉本新喜劇の女優を経て、ライターに。現在は化粧品の商品開発やPRを手掛けるほか、ベビーマッサージ講師としても活動している。夫・息子9歳、3歳

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