昨年に続き、メガネ女子部は今年も、福井県・鯖江市にある眼鏡市場の工場見学へ! 職人さんの熟練した技と最新テクノロジーの融合を間近で見て「SABAEクオリティ」のメガネづくりを体感してきました。
今回参加したのは…

LEE100人隊 TB りーぬさん親子
工場見学は親子で初。娘のHちゃん(小5)は手先が器用で、モノづくりに興味津々。

LEE100人隊 No.042 くみさん親子
娘のSちゃん(小4)ともに工場見学好き。工業製品の製造は驚きが多いので、期待大!
りーぬさん、くみさん親子の見学の様子は、LEE100人隊ブログでも詳しくレポート中。
この記事の最後をチェック!
今回訪れたのはこちらの工場
福井県鯖江市 眼鏡市場キングスター工場

「世界一の品質」を掲げ約150人のスタッフが働く眼鏡市場の基幹工場。月4万本のメガネを製造、国内外に供給。

(左)所狭しと専用の機械が並ぶ1階。部品の切り出しや組み立てなど、フレームの形を作っているフロア。
(右)現工場と比べて広さ3倍、生産力2.5倍となる新工場。ライブ感あふれる工場見学、親子で楽しめるワークショップ、ご当地カフェなども。
Memo
チタンフレームのメガネができるまで
1 デザイン・設計
デザイナーが起こしたデザインを設計担当が図面に起こす。
2 材料を切り分け
ワイヤー状のチタン線からテンプルやヨロイなどの部品を切り出す。
3 パーツごとに加工・研磨
切った際の細かなザラつきや傷などを取るため、何度も磨く。
4 組み立てる
「ロー」と呼ばれる接着剤や、ネジなどを使って組み立てていく。
5 磨く
さらに研磨剤や酸で洗い&磨き。これが塗装の仕上がりを左右する。
6 協力工場で色づけ(メッキ加工)
協力工場でメッキ塗装。仕上がると再びキングスター工場へ。
7 仕上げ・検品

ここがすごい!
1
チタンフレームメガネの原料は「石」だった!?

軽く丈夫なチタン製メガネフレームの原料はチタン鉱石で、原産国は中国やオーストラリア。キングスター工場は、国内で数少ないチタン製フレームを製造できる工場で、チタン鉱石から作られたチタン線(フレームになる前の素材)をフレームに加工。ゴツゴツした石からなめらかで精密なメガネフレームが生まれるなんて不思議!
ここがすごい!
2
「やり直し」を何度も何度も。
きれいになるまで、諦めない!

組み上がったメガネフレームは塗装前に1本ずつ研磨。磨き担当の職人さんが機械を使い、絶妙な加減で磨いていく。チェック担当の職人さんは、磨かれたフレーム1本1本にさまざまな角度から光を当て、微細な傷や汚れを確認。磨き残しがあるフレームはまたやり直し……を繰り返して、傷1つ、汚れ1つない状態まで仕上げる。
Column
熟練の職人さんによる丁寧な工程が品質の高さの秘訣!

傷や汚れがあると塗装がはがれやすくなるそう。何度もチェックして徹底的に磨き上げているからこその、耐久性と美しさなんですね
ここがすごい!
3
ネジのサイズは最小2mm。
細かい手作業の多さにびっくり!

フレームの組み立て作業も、とても繊細。蝶番(前枠とツルをつなぐ部分)に使うネジはごま1粒ほどのサイズで、ワッシャーもほぼ同じくらいの小ささ。職人さんは先端に磁石がセットされた電動ドライバーでネジを、手を湿らせて表面張力でワッシャーをそれぞれピックアップします。またたく間に正確に組み立てる熟練の技には、100人隊親子もただただ驚くばかり!
ここがすごい!
4
人の手と機械の力。
それぞれのいいところを活用

硬いチタン素材を曲げるには100tもの力が必要だったり、メガネのモダン(耳にかける部分)の角度はミリ単位以下の精密さ。そうした人の力だけでは難しい作業や、効率を上げるためには機械も活用。機械を適所で使うことで、職人さんの手や目を守る役目もあるのだとか。人と機械が協働してこそ高い品質が生み出される。
ここがすごい!
5
最終チェックは40項目以上。
わざと壊したり、曲げたりして耐久度をチェック

完成したメガネに不具合がないか、設定した基準を満たしているかをチェック。テンプル(ツル)の開閉により、ネジの脱落や変形がないか。オイルなどを付着させて変色しないか、フレームの素材が指定どおりのものが使われているか、などを専用の機械を使って40項目以上調べ、クリアしたもののみ出荷します。
Column
徹底的な商品チェックで長く使える安心なメガネに

テンプルの開きは2万回、たたみは1万回もサンプル試験を実施。この徹底したチェックが、世界に誇る品質を生み出しているんですね!
ここがすごい!
6
「失敗」は生かすもの!
過去の失敗を踏まえた改善点がノートにびっしり

設計のフロアには、今までに企画・製造されたメガネについての設計担当者の手書きの記録ノートが! 失敗したり問題が起きたことについてこと細かにメモされ、新しいメガネを作る際の参考資料として共有されているそう。そうした記録の積み重ねから「いいメガネとは」の法則が導き出され、よりよい商品の誕生へとつながっていく。
ここがすごい!
7
出荷作業とメッキ&塗装を体験!

全国1071店の「眼鏡市場」店舗からの注文に応じて出荷を行うフロア。Hちゃん、Sちゃんの2人も出荷作業を体験。伝票にあるメガネをたくさんある棚の間を歩き回って探す作業は、大変だけど「宝さがしみたい!」。

最後はキーホルダーの組み立て&メッキ&塗装体験をして、見学終了!
\ REPORT! /
職人さんにインタビュー!
どうしたら長時間集中力が続くのですか?
「その日の目標数があるため、気づくと自然と集中しています。朝、工場の日課のラジオ体操などをして、少し体を動かしてから作業に向かうと、集中力が持続しやすいですね」
(ロー付け担当・Uさん)
仕事で失敗したときはどうしていますか?
「まず、ケガにつながるような失敗は絶対に避けなければならないので、普段から環境整備を大事にしています。そのうえで、万が一ミスがあった場合は、隠さず皆で共有して対策を考えます」
(プレス課・Nさん)
メガネづくりに向いているのってどんな人ですか?
「設計、加工、品質管理などいろいろな仕事内容があるので、ひと言で“向いている人”というのは難しいかもしれません。皆それぞれにマッチする作業があり、それがメガネづくりの素晴らしい、そして楽しいところだと思います」
(商品課・Fさん)
仕事で一番うれしいのはどんなときですか?
「部品を組み立てていき、フレームが出来上がっていくとき、モノづくりの楽しさを感じます。街中でもキングスターのメガネはすぐわかるので思わずお礼を言いたくなります(笑)」
(仕上げ担当・Kさん)

見学を終えて…
メガネがこんなに丁寧に作られていることを知って感動! この先も長くお世話になるにあたり、安心できました。(りーぬさん)
キーホルダーづくり体験は楽しいけれど難しくて、職人さんはすごいと思いました。(Hちゃん)

愛用中の眼鏡市場のメガネ、着用感のよさや丈夫さを支えているのは、職人さんの技なんだなぁ……と納得しきりです。(くみさん)
職人さんの手元をすごく近くで見られてワクワク。出荷作業も楽しかったです!(Sちゃん)

さらに!
りーぬさん・くみさんが、見学の様子をLEE100人隊ブログでさらに詳しくレポート公開中!


●鯖江市キングスター工場を親子で見学「母親が選ぶ感動体験ベスト3」職人さんの素晴らしい手仕事と、ものづくりの未来にワクワク!
●「子供が選んだ体験ベスト3」キャリア教育にもおすすめ!仕事って楽しい!


●【眼鏡市場・キングスター工場へ!】in福井県鯖江市☆メガネ作りの過程に親子で見て触れて、感動の連続でした
●ワークショップに質問コーナーに、まだまだ盛りだくさんの親子工場見学
Information LEE100人隊×眼鏡市場コラボ
キッズメガネ&サングラスを来年発売予定!
●お問い合わせ
眼鏡市場☎0120・818・828
https://www.meganeichiba.jp
Staff Credit
撮影/柳 香穂 取材・文/遊佐信子
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