俳優業を開始してから、気がつけば約5年
【宇垣美里さん】 ドラマ『おちたらおわり』でママ友付き合いに悩む役に挑戦! 「お芝居の奥深さに魅せられてます」
2026.07.23
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ママ友付き合いに悩む役に挑戦! お芝居の奥深さに魅せられてます
宇垣美里さん

アナウンサーとしての実績はもちろん、近頃では俳優としての存在感も高まりつつある宇垣美里さん。現在放送中の主演ドラマ『おちたらおわり』では、夫と娘とともにタワーマンションへ引っ越してきた明日海役を演じている。明日海は新生活に期待を抱くも、ママ友コミュニティの中で、学生時代に彼女をいじめていた孔美子と再会してしまい……。タワマン内のヒエラルキー、母親同士の妬みや裏切りが渦巻くこの作品。宇垣さんはどう感じましたか?
「実はもともと原作漫画も読んでいました。作者のすえのぶけいこさんは、閉ざされた環境での緊迫した人間関係を描くのが、とても上手な方。けれど女同士の感情のもつれを下世話なだけでは終わらせない描写が魅力だと思います。この作品も『しんどい状況から、どう立ち直るか?』というメッセージを強く感じました。私が演じる明日海は母でありイラストレーター。アーティストならではの繊細さも持つ一方で、譲れないところは譲らない。モンスターなママ友に対して、凛と立ち向かう強さもあって。『もっとうまい言い方で立ち回ればいいのに~』と思ったりしつつも、私も頑固で不器用なほうなので、共感できる部分が多い愛すべきキャラクターですね」
宇垣さんがもし彼女のように人間関係のトラブルに巻き込まれたら?
「私は孔美子みたいな攻撃的な人に遭遇したら、あえて『おはようございます!』とか大声で自分から挨拶して、無視したり付け入ったりできないようにするかな。ママ友付き合いの経験はないので想像ですが、子どもの年齢や住まいが一緒なだけ、と割りきると思います。嫌がらせされても『あの人最近機嫌悪いのかな~』って心の中に境界線を作りますね」
というのも根底には、こんなポリシーがあるからだとか。
「“自分がご機嫌でいる”ことをとても大切にしています。プライベートでも仕事でも、その場にいる人が誰一人不快じゃないといいなと願っていて。朗らかで楽しそうな人がいると、その前でピリピリしにくいですよね。だからまずは私がご機嫌でいられるためのものを、たくさん身の回りに用意してます。愛犬の写真やお菓子……そして本、マンガ、ドラマなどのエンタメも。人付き合いに悩むことは少ないですが、愚痴も別のコミュニティの友人に聞いてもらって、すぐリセット」
とはいえ「あまりに理不尽な環境はスルーできないですよ」とも。
「私だけでなく周りも嫌な思いをしているのでは?と感じた場合は、立ち上がって意見します。30代半ばになり、かつて先輩にしてもらったように後輩を守ったり、率先して働きやすい場を作る責任があると感じているので」
ところで、宇垣さんが俳優業を開始してから、気がつけば約5年に。
「周りからのすすめで始めたお芝居ですが、想像以上に楽しくて! 幼い頃からエンタメとともに生きてきたから、キャラを掘り下げたり、背景を考察するのはもともと大好き。演技に落とし込めているかはわからないけれど、役柄の理解の方法はひとつ知っていたのかもしれません。さらに、物語の世界に入って、大声で怒鳴るとか感情を爆発させるなど、自分の人生でできないことを経験できるのは稀有なこと。演技を通して、私の毎日がまたひとつ豊かになっているなと感じています」
PROFILE
うがき・みさと●1991年生まれ。兵庫県出身。2019年にTBSを退社しフリーアナウンサーに。現在はドラマやラジオ出演、執筆業など幅広く活躍している。TBSラジオ『アフター6ジャンクション2』水曜パートナーを担当中。
Instagram:ugakimisato.mg
公式サイト:https://www.oscarpro.co.jp/#/profile/entry/170049
『おちたらおわり』

夫、幼稚園生の娘と暮らす月島明日海(宇垣さん)は憧れのタワーマンションを購入するが、待ち受けていたのは住民同士のマウンティングや嫉妬、そして過去に彼女を傷つけた因縁の相手、孔美子(篠田麻里子)との再会――。「今回は敵役ですが、篠田さんとは局員時代にラジオ番組でご一緒していた仲で、とても面倒見のいいお姉さんみたいな存在なんです。そのほかのキャストもおしゃべり好きな明るい方ばかりで、ドラマの内容とは裏腹に撮影現場は終始なごやかですよ(笑)」。日テレ系・毎週水曜24時24分~放送中。
ドラマ『おちたらおわり』公式サイト
Staff Credit
撮影/野口花梨 ヘア&メイク/北 一騎(Permanent) スタイリスト/滝沢真奈 取材・文/石井絵里
こちらは2026年LEE8・9月合併号(7/7発売)「カルチャーナビ」に掲載の記事です。
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