結局、ずっと着ている服には理由があった
気づけば、クローゼットの中でずっと残っている服って、だいたい決まっていませんか。あらためて見直してみると、それには共通していることがありました。
それは今っぽいかどうかよりも、どんな日にも自然に馴染んでくれるかどうかということ。今日はその中から、毎年一軍として残り続けている3つを振り返ってみたいと思います。
01: きれいさと実用性を両立する「SACRA」スカート

この連載でもたびたび登場する「SACRA」のロングスカートは、5年と言わず、もう10年くらい?手元に残っている一枚です。
絞めつけ感は一切ないのに、はいたときのラインがとにかく、きれい!

ストンとした落ち感のあるサテンスカートはきちんとしたシーンでも使えて、シワになりにくく、小さくたためば旅に持っていくことも可能と、登場回数はナンバー1! オンもオフも、どんな場面にも浮かないという安心感が結局、いちばん手に取る理由になっているのかもしれません。
02: 穿いていると必ず「それどこの?」と聞かれる「INSCRIRE(アンスクリア)」のパンツ

「長くはける黒パンツが1本欲しい」
そんなときに出会ったのが、「アンスクリア」のタックパンツです。LEE読者にはまだなじみが薄いブランドかもしれませんが、モデルやスタイリストなどおしゃれのプロたちにもファンが多い実力派。このパンツのすばらしさは、仕立てのよさ。
何シーズンも愛用していますが、生地がくたびれることもなく、シルエットが抜群にいい。細すぎず太すぎずの絶妙なラインに安心感のあるハイウエストがお腹まわりを自然にカバーしてくれるので、年齢とともに変化する体型にも寄り添ってくれます。
加えて、トップスを選ばない着回し力の高さも魅力。
スウェットを合わせればカジュアルに、ブラウスを合わせればきれいめにと、シーンを問わず活躍してくれるので、気づけばつい手に取ってしまう存在です。購入当時は5万円を超える価格にかなり悩みましたが、長く愛用している今となっては「思い切って買ってよかった」と心から思える一本。ワードローブにあると頼れる、大人のための名品パンツだと思っています。
03:1枚で成立する「MARIHA(マリハ)」のワンピース

「MARIHA」のワンピースは、どれも素敵なのですが、デザインによって似合う・似合わないがはっきり分かれるブランドだと感じています。だからこそ、気になったものは(たとえ何十枚であっても)必ず、ぜんぶ試着します。そのなかで「いまの私にいちばんしっくりくる!」と感じたのが、この星明りのドレスでした。

着てみると、身体のラインをきれいに見せてくれるのに締めつけ感がなく、とにかくラク。忙しい朝や、何を着ようか迷う日にも自然と手が伸びる一枚です。私は首元が詰まったデザインよりも、ほどよく開いたデザインのほうが似合うので、フロントのVネックもお気に入り。
しかも、自宅で洗える!!!
近所へのお出かけはもちろん、友人とのランチや少し特別なホテルランチまで対応できる、懐の深さも大きな魅力。
手元に長く残っている服の共通点とは?

私の場合、トレンドかどうかはまったく関係なく、オンもオフも使えるかどうかが重要だということ。それは小物にも同じことがいえて、たとえば5年ほど前に購入した「THEROW」のマルゴーはお着物からカジュアルなコーデまで、どんなコーデにもなじむから登場回数が多い。
少し高かったとしても、着る回数で考えてみると、結果的にいちばん納得できる買い物になっている。おしゃれの満足度って、数ではなく、残り方にあるのかもしれないなー。そんなことをふと思ったのでした。
川口ゆかり Yukari Kawaguchi
ライター
1977年生まれ。LEEでは私服コーデや収納企画など、登場するたび話題に。2児の母としてトレンドをプチプラと賢くMIXしたスタイルが大好評。
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