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【暑さ本番前こそやりどき】”無理しない”キッチンの換気扇掃除のコツ、教えます|扇風機&サーキュレーターも

  • 藤原千秋

2026.05.28

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Index
  1. キッチン換気扇の掃除、いつやる? 新常識は「梅雨入り前」!
  2. キッチンの換気扇|日替わり「ゆる掃除」のステップ
  3. 扇風機・サーキュレーター|”去年のホコリ”を落とすのが肝心


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キッチン換気扇の掃除、いつやる? 新常識は「梅雨入り前」!

「家の掃除の中で一番嫌い」と言われることの多い掃除箇所「換気扇」。

ついこのあいだ、暮れの大掃除でがんばったばっかりという人もいるでしょう。冬は寒いから「あとでやる!」とスキップ、あれからはや半年という人もいるかも。

では、いつやりましょうか、換気扇掃除……。

今かな?!



実のところ……あの頑固な油汚れを落とすなら油の溶ける暑い夏が最適ではあるのですが、近年の、夏本番では尋常じゃなく暑過ぎるんですよね。

直接外気に接する換気扇周りの気温も上昇の一途。うっかりすると掃除中に熱中症を起こしかねません。そのため真夏の換気扇掃除はあまりお勧めできなくなってしまいました。


そこで新常識。”最高気温25度になる「梅雨入り前」時期こそ、換気扇掃除シーズン”



ついでにこれから大活躍する扇風機、エアサーキュレーターなど風を起こす「扇」関連、ここで一掃しちゃいましょう。

”梅雨入り前”が、ちょうどいい理由

換気扇。真冬に掃除したことがあるならご存知のように、油汚れって寒いと固まるんです。例えるなら、「べっこう飴」。


でも真夏に掃除したことがあるならご存知のように、暑いとあの固い油がとろけるんです。例えるなら、「はちみつ」。

ともすれば液体状に、流れてくるくらい柔らかくなるのが夏の油汚れなんです。



でも外気38度の日の換気扇まわりには、ダクトを通して熱風が逆流します。汚れはよく落ちるけども暑さのあまり、めまいがすることも。

椅子などに登っての高所作業になる換気扇掃除をするには、あまりにも危険。



でも梅雨入り前なら、まだどんなに暑くても気温は30度前後。25度くらいの過ごしやすい日もまだまだ多いはずです。


それでいて油汚れは真冬に比べて柔らかくずっと落としやすくなっています。

強めの洗剤を使って空気が澱むことがあっても、窓を開けての換気、らくらく。(換気扇掃除中は換気できませんからね!)


換気必須ならエアコン稼働前の方が気分的にもハードル低め。


つまり「気温・湿度・体力」ちょうどいい三拍子が揃っているのが”梅雨入り前”なわけなんです。




ラクにできるからこそ”完璧は目指さない”

でもですね、私たちはお掃除のプロ(業者さん)じゃない。
昼、ピカピカにした換気扇を、夜ご飯の調理で「油まみれ」にしてしまう張本人。


“完璧な掃除”を目指してはいけません。

そこでおすすめは、初夏の気温と水温を味方につけた”日替わりゆる換気扇掃除”。



キッチンの換気扇|日替わり「ゆる掃除」のステップ

1日目 レンジフード部分(換気扇を覆うカバー部分)


100円ショップで入手できるウエットシート状の「油汚れクリーナー」で2、3度拭き



2日目 フィルターや整流板


まずは市販の「油汚れクリーナー」で2、3度拭き。その後外せるものは外して「アルカリ性洗剤」をスプレー。
20〜30分置いてからシートで擦り、ぬるま湯で濯ぐ

3日目 ファン部分


取り外して過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)を溶かした50度程度のお湯に漬けて30分。細部は古歯ブラシで擦って、ぬるま湯で濯ぎ洗い

ポイントは「ざっくりで良し」とすること。


決して「ゴシゴシ」がんばらず、洗剤やお湯で「ずるっ」「ぬるっ」と汚れが「落ちる」感覚に任せましょう。


1日に全て詰め込もうとしないことも大事です。

扇風機・サーキュレーター|”去年のホコリ”を落とすのが肝心


住まいの中で”風を送るもの”はすべて空気中のホコリで汚れます。

ホコリには目に見えやすいワタのようなホコリだけでなく、微細な排気ガスや、調理中に発生する「油煙(細かな油成分)」なども含まれています。


久しぶりに取り出した扇風機やサーキュレーターから、ちょっと「むわっ」とした悪臭を感じたなら去年の汚れを取り切れていない証拠。使い始める前に一度リセットしておくことで、「去年のホコリ」を再び家の中に舞い戻さずに済むのです。



とはいえ、掃除方法はシンプル。


  • コンセントを抜いておく

  • 前ガード部分を外す

  • ハンディワイパーなどでホコリを取る

  • 薄めた中性洗剤で羽根やガードを拭く

  • 最後に水拭き→乾拭き

注意点は、モーター部分に水分を触れさせないこと。

また、洗剤成分を残したままにすると、かえってホコリを呼びやすくなることがあるので注意してください。



いまや四季じゃなく二季、なんて言われがちな昨今。
冬が終わったと思ったらもう夏?! と言いたくなるほど、あっという間に気温、湿度が上がってしまいます。



ぜひ無理をし過ぎず、がんばり過ぎない範囲で。


この梅雨入り前の“ちょうどいい季節”に、住まいの「空気の通り道」を整えてみてくださいね。


LEE本誌や、LEEwebでも大活躍中の家事スペシャリスト、藤原千秋さん。早目に知っておくと安心な“おそうじ”の豆知識や実践テクを、季節先取りでお届けします。次回もお楽しみに!



藤原千秋

CHIAKI FUJIWARA

住生活ジャーナリスト・ライター

大手住宅メーカー営業職を経て、家事のスペシャリストとして企業のアドバイザー、広告などにも携わる。3女の母。著監修書に『この一冊ですべてがわかる! 家事のきほん新事典』(朝日新聞出版)など多数。

藤原千秋 Chiaki Fujiwara

住生活ジャーナリスト、ライター

掃除、暮らしまわりの記事を執筆。企業のアドバイザー、広告などにも携わる。3女の母。著監修書に『この一冊ですべてがわかる! 家事のきほん新事典』(朝日新聞出版)など多数。LEEweb「暮らしのヒント」でも育児や趣味のコラムを公開。

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