洋服であれこれ工夫するのが難しい季節だから
最速で洒落感!【黒のバッグと靴の組み合わせ】ワンピースにはきちんと感を、パンツには可愛げや遊びを!
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竹下玲奈
2026.05.18
スタイリスト石上美津江さんの
ボトムに合わせて組み合わせを変える「黒のバッグと靴」

スタイリスト石上美津江さんの好きなもの、そしてもの選びやスタイリングのセンスをとことん掘り下げる大人気企画が、およそ1年ぶりにカムバック! 第6弾は〝石上さんらしさ〞を作るうえで核となる色であり、LEE読者にとっても身近な「黒」がテーマです。日常からフォーマルなシーンまで活躍し、どの色よりも振れ幅の広い黒を、どんなアイテムで、どんなふうに取り入れているのか。石上さん的〝夏の黒との付き合い方〞をたっぷりお届けします。
スカートやワンピースには、上品なきちんと感をくれる、黒レザーのミニボストンバッグとメンズライクな靴。可愛げや遊びが欲しいパンツには、黒をきかせた籐かごバッグと黒のバレエ靴。これは公私でずっと実践している、最短で洒落感が醸し出せる逆アプローチ術。洋服であれこれ工夫するのが難しい薄着の季節は、特に効果的です。
スタイリスト石上美津江さん
FOR PANTS
〝フレンチな甘い黒〞を加えてデニムonデニムをチャーミングに

「デニムやチノ、ベイカーパンツなど、カジュアルなベーシックパンツには、このセットが長年の相棒です。トップスのデザインや、気分によってバレエシューズの色が変わることもありますが、黒で統一するとやっぱり落ち着きます。今回は服が思いきりボーイッシュな分、仕上げにパールネックレスや真っ赤な靴下で、可愛らしさをもうひと盛り」
コーデに合わせたのはこれ!
エバゴスのバッグ ¥70400+レペットの靴 ¥60500

FOR SKIRT
リラクシーなワンピースを都会的に映す“かっちり端正な黒”

「スカートやワンピースが持つ甘さやボリューム感、リラクシーな雰囲気を少しだけ引き締めたり、都会的に寄せたいときに重宝するのが、カチッとミニマルなボストンバッグと、重厚感あるローファー。柄スカーフをサラッと頭に巻いて、エキゾチックなムードを高めたカフタンワンピースも、この小さな2つの黒が入るだけで一気に街コーデに! ちなみにバッグはトゥティエのもので、リースしない月がないくらい、いろんな企画のスタイリングに登場しています(笑)」
コーデに合わせたのはこれ!
トゥティエのバッグ ¥31900+サンダースの靴 ¥78100

「間違いのない黒」に出会えたことで、おしゃれに自信が持てるように!
実を言うと、20代の頃はまったく黒に惹かれなかったんです。若い私には無難すぎて、なんだか物足りなくて。黒以外に選択肢があるのなら、迷わず違う色を選んでいました。
黒を好きになったのは、個人的にもスタイリストとしても、おしゃれの知識が養われて経験値が上がり、自分のスタイルがわかり始めた30代に入ってから。誰の目にも留まるような華やかさよりも、どちらかと言うと静かで控えめなものに魅力を感じるようになり、自然と黒を手に取ることが増えていきました。そんな中で流行に左右されることなく自分らしさが表現できて、「間違いのないもの」だと確信が持てる黒い洋服や革小物に出会い、今ではどんなときも常に一緒にいたい(いてもらわないと困る!)相棒のような存在に。
私が好きなのは、特別な日や特別感を演出したいときに身につけるのではなくて、いつものおしゃれに寄り添ってくれる黒。今回も、その想いをコーディネートにたくさん込めました。
石上美津江さん

石上美津江さん
スタイリスト
『LEE』『BAILA』をはじめ、さまざまな女性誌やカタログ、広告で活躍する人気スタイリスト。ベーシックさの中に旬感と可愛げを忍ばせたカジュアルコーデは、モデルやスタッフにもファン多数。
Staff Credit
撮影/金谷章平(人物、ロケ物) 坂田幸一(物) ヘア&メイク/MAKIスタイリスト/石上美津江 モデル/竹下玲奈 取材・原文/鈴木絵美
※価格のないものはすべてスタイリスト私物です
こちらは2026年6月号(5/7発売)「スタイリスト石上美津江さんの「いつだって黒が好き」」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(2026年6月号)です。
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