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柿とりんごで楽しむ秋冬の手仕事と、旬の果物で作るわが家のシュトレン。【LEE DAYS club eringo】

  • LEE DAYS リーデイズ

2025.12.05

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今年も干し柿を仕込んでいます。

季節の手仕事 干し柿作り leedaysclub
柿は毎年、伯母が産直で買ってきてくれます。今年は去年よりも少なめに。

栗仕事が終わってほっとしていると、次は柿仕事の季節がやってきます。子どもの頃は、生の柿も干し柿もあまり好きではなかったのですが、年齢とともに柿の美味しさに目覚めた私。今では毎年のように干し柿を作っています。そして、わが家の息子は大の柿好き。なんと、果物の中で一番柿が好きなのだとか(珍しくないですか?)。もちろん、干し柿も大好きなので、毎年出来上がるのを楽しみにしてくれています。

干し柿の作り方。

作り方は簡単です。ヘタの周りをぐるりと包丁で皮を剥き、そのあとピーラーに持ち替えて皮を全部剥きます。あとは、紐や針金を引っ掛けて吊るせばOK。(私は熱湯にくぐらせてから干しています。)ほぞ(果軸)がT字になっているものは紐がかけやすいのですが、ほぞがない柿の実には、針金をヘタの周りにぐるりと巻いて吊るしています。

干し柿の作り方 季節の手仕事 自家製干し柿
わが家はベランダのタオル干し用ラックに干しています。

今年はLEEパーティーの前々夜に干し、2週間近く干してこんな感じになりました。取り込むのが若干早かったようにも感じましたが、翌日が雨予報だったので、今年はこのくらいで干し上がったこととしました。

針金を外して、こんな感じ(画像左下参照)に菓子箱に詰めます。並びきれなかったものは上にのせ、チャック付きビニール袋に入れて冷蔵庫でひと月ほど保管します。すると、うっすらと柿霜(しそう)と呼ばれる白い粉が。

自家製干し柿 干し柿作り 季節の手仕事
こちらは去年干した柿を今年1月に撮影したもの。「柿霜」は果粉の一種だそう。※カビではありません。砂糖の何倍も甘いといわれています。

出来上がった干し柿は、そのまま食べるのはもちろんですが、お正月にはクリームチーズを挟んで生ハムを巻いたおつまみにも使ったり、間にバターを挟んだりしていただきます。出来上がりがとても楽しみです。

大好きなセミドライりんごを作りました。

去年はうっかり買いそびれてしまった紅玉りんご。今年は箱買い(笑)しました。

紅玉りんご セミドライりんご 季節の手仕事

タルトタタンにアップルパイ、ジャム。紅玉りんごで作りたいものはたくさんあるのですが、まずはセミドライりんごから作りました。小さくカットしたりんごを、りんごの重さの20%のお砂糖と一緒に軽めに煮て、100℃のオーブンで60分間乾燥させます。(乾き具合を見て時間を延長したり、室内や冷蔵庫でさらに乾燥させます。)

セミドライりんごは、こちらにも掲載しています。

季節の手仕事 紅玉 セミドライりんご
紅玉りんごを使うと、火を通したときにほんのりピンク色になるところが可愛くて大好きです♡

こちらを作っておくと、いろいろなお菓子に使えてとても便利なのでおすすめです。(私はシュトレンにも使っています。)

また、カットしたときに出る芯の部分を使って、りんご酵母を起こすことも毎年恒例となっています。今年も元気な酵母液が完成しました!この酵母液を使って元種を作り、パンを焼くのも楽しみの一つ。

紅玉りんご酵母 自家製酵母 自家製酵母エキス
これはピークくらいのシュワシュワしている酵母液です。

そして毎冬恒例、シュトレン作り。

12月が近づくと、毎年恒例、シュトレン作りの準備を始めます。ありがたいことに、伯母や母、友達が、私が作ったシュトレンを毎年楽しみにしてくれているので、ここ10年近くは毎年シュトレンを焼いています。(ちょうど、名古屋メンバーで「シュトーレンの会」を開催するようになった頃からです。)

伯母や母は、スパイスがしっかり効いたクラシカルタイプのシュトレンを、友達はまた別のシュトレンを気に入ってくれているので、それぞれの材料を準備するところから始めます。クラシカルタイプのシュトレンには栗の渋皮煮と干し柿を、友達へのシュトレンにはセミドライりんごを入れるのが定番。季節の手仕事をお裾分けする感じで、シュトレンにも忍ばせています。もちろん、ナッツやドライフルーツもたっぷり!バターもたっぷり(笑)。

自家製シュトーレン シュトレン 手作りシュトーレン
本当は、こんなふうにドライフルーツが表面に見えた状態で焼成すると焦げてしまうので、別生地で包んだ方が綺麗に焼き上がります。


シュトレンのラッピング。

ラッピングの作業も大好き。とはいっても、実際は時間に追われてあたふたやっていることが多いのですが、薄葉紙で包んで、リボンをかけたり、ドライフラワーをあしらったり。ここ数年はこんな感じでお裾分けしていました。贈った相手が喜んでくれると、とても嬉しいです。

シュトレンのラッピング 手作りシュトーレン クリスマスのお菓子
一番右は去年作ったクラシカルタイプのシュトレン。大きな栗が入っていると、カットしたときに映える気がします。

今年のシュトレンも現在進行形で仕込み中。ラッピングはどうしようか、考えるのも楽しいひととき。

ほんのりと、わが家のクリスマス準備。

ここ数年は、ツリーは出さずにリースやスワッグ、他の小物でクリスマスの設えをするようになったわが家。今年はスワッグ用のドライフラワーやオーナメントを買い足しました。オーナメントは先日「M(ミディアム)」でおなじみ、daysのオープンアトリエに伺った際、北欧とヨーロッパの食器や生活雑貨を扱う「rhubarb(ルバーブ)」さんのPOP UP SHOPで購入したもの。ツリーの代わりに、リビングに飾ってあるシュロの実に吊るしてみました。

シュロの実 クリスマスオーナメント クリスマス飾り
赤いミトンとストローオーナメントが今回の新入りオーナメント。色違いのボーダー柄ミトンがとても可愛かったので、LEEパーティーのプレゼント交換にセレクトしました。(LEE100人隊のうさこちゃんと交換しました♡ずっとブログを読んでいたので嬉しかったです!)これまた可愛い白い靴下は、去年の冬、LEE100人隊OG pukettiちゃんからいただいたものです。シュールな表情のサンタクロースは、実家で飾っていた昔ながらのツリーとセット(?)のもの。

「cogu no mori」やヤドリギも飾って、ちょこっとだけクリスマス感を演出。息子はまだ気づいていないのか(え、こんなに近くにあるのにまだ気づいてないとかあるのでしょうか…)、感想を言ってくれませんが、一番家で過ごす時間が多い私はひとり自己満足しています。

leedaysブログ クリスマス準備 クリスマスの設え
ヤドリギを飾ったそばから、ポロポロと落ちる落ちる……。

クリスマスももうすぐ。気づけば今年も残りひと月ほどになりました。やりたいことはまだたくさんありますが、予定を立てつつ、ひとつずつ楽しみながら進めていきたいと思います。

LEE DAYS club eringoさん

eringo

46歳/岐阜県 事務パート

夫、娘(20歳)、息子(13歳)の4人家族。パンやお菓子、季節の手仕事が大好きです。お気に入りのうつわに盛り付けて、妄想カフェを楽しむ時間も癒しのひとときです。おしゃれ、グルメ、美容、ハンドメイドなど、いろいろなことに興味があります。朝ピラティスをマイペースに続けています。どうぞよろしくお願いいたします。 

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