40代後半、ずっと大切に使い続けたい器とは。安藤雅信 陶展＠ギャラリー＆カフェやいちさんへ。【LEE DAYS club clara】

秋も深まってまいりました。

見上げる空にこの時期らしいうろこ雲が見られるようになりました。昨日は今年初めて彼岸花も見かけたり。日ごとに秋が深まっていきますね。

さて、先日「ギャラリー＆カフェやいち」さんで開催されていた安藤雅信さんの個展に行ってきたので、今回ご紹介したいと思います。

初日は事前申し込みによる整理券が必要とのことでしたが、今回特に予約はせず、自由に入店できる日にお邪魔してきました。

久しぶりに伺ったやいちさんでしたが、ご主人があたたかく迎えてくださり、９月前半の内田鋼一さんの展示会の様子や、年内に控えている今後の充実したスケジュール（津田清和さん、長谷川まみさん、内田京子さん、富井貴志さん……と錚々たる面々！）を伺う中で、やはりここは特別な場所なんだなぁとしみじみ感じました。

手持ちの器に合うものが何かあればいいなぁくらいの気持ちで伺ったのですが、一歩お店の中に入ると、あれもこれもステキすぎて目移りしてしまいました（笑）。

断捨離して手持ちの器を選別しました。

この春に断捨離をして、結構思い切った数の食器を手放しました。目標とする半分までは減らせなかったけれども、長年気になっていた分野だったので気持ち的にはかなりスッキリ。

流行りに乗りシリーズで集めてしまった食器はわが家のテーブルではあまり出番がありませんでした。また父が趣味で焼いた陶芸の作品も数多くありましたが、厳選して使いたいものだけを残すことに（父、ごめんよ）。

安藤雅信さんの器の魅力とは。

手持ちの器の選別をしたことで、手元に大事に置き、長く使い続けたいと思える器について、自分なりの基準がより明確になりました。

気に入って買った作家さんの作品でも、釉薬の塗り方によっては染みができやすかったり、洗った後なかなか乾きにくかったり。また重さが気になり出し入れが億劫なものはやはり出番が少なくなりがちです。

自然と手に取る機会が多い器はやはり扱いやすく、どんな料理を盛っても大らかに受け止めてくれるもの。そんな器のひとつが夫や子どもたちも手に取ることが多い、わが家でも大人気の安藤さんの器です。

数は多くありませんが、やいちさんや神楽坂の工芸青花で少しずつ買い求めてきた安藤さんの器は、わが家の一軍として普段のテーブルで活躍しているものばかり。

思いがけず、安藤さんにもお会いできました。

気になる器を眺めていると、思いがけず安藤さんご登場！

上下おそらくリネンの爽やかな白の装いに麦わら帽子を被り、とてもよくお似合いでしたので、思わずステキですね、とお伝えしてしまったわたしです。

一人、また一人と訪れるお客さんも増えてくる中、皆さんの会話にも耳を傾けながらうんと悩んだ上で、いくつか器を選びました。

クローバーティーカップ＆ソーサー

わが家にある銀彩クローバーティーカップの仲間に、と今回買い求めたこちら。

銀彩切立丸平皿

あとはこちら、銀彩切立丸平皿。

銀彩　四弁オーバル輪花

オーバル皿好きを自覚しているわたし。手持ちの器でも何枚かオーバルはあるのですが、安藤さんの銀彩はやはり特別な存在感があり、その美しい佇まいにしばし見惚れてしまいました。

早速お茶の時間に使いました。

少し前に友人からいただいた「POPPY」さんのクッキー缶は、クロッカンとハーブプレッツエル、チーズサブレの３種類のクッキーが入っていました。それぞれスパイスやハーブが程よく効いたおつまみ系のクッキー、とても美味しかったです。

イチジクを使った手作りデザートをのせて。

平日のお休みを利用して、ときどきお菓子作りも楽しんでいます。

こちらは近所の産直で見つけた今が旬のイチジク。熟しても皮が緑色のこちらは「バナーネ」というフランス原産の品種だそう。

濃厚の甘みとねっとりとした食感はそのまま食べてももちろん美味しいのですが、今回はちょっとしたデザート仕立てにしてみました。

イチジクは相性のいいベルガモットの風味の紅茶の茶葉を纏わせ、フライパンでさっとキャラメリゼしておきます。

メレンゲ、蜂蜜と生姜のジュレ、生クリーム、スパイスクランブル、アーモンドのキャラメリゼを散らしてみました。

イチジクと相性のいい食材をあれこれ思い付きで合わせたデザートでしたが、家族にも好評でした。

栗仕事2025はじめました。

今年も和平栗を手に入れ、下茹でを済ませたところです。栗仕事をしていると一気に秋らしさを感じます。

秋は一年の中でも特別好きな季節です。いい季節は一瞬ですぎてしまいますよね、ささやかな季節の移ろいを見過ごさないよう、日々の暮らしを楽しみたいと思います。

最近のお出かけ。ノラ・ジョーンズの来日公演に行ってきました。

先日、日本武道館で開催されたノラ・ジョーンズの来日ツアー公演に友人を誘って行ってまいりました。神保町「ボンディ」でカレーをいただいてからいざ武道館へ！

チャーミングな容姿とソウルフルな歌声は健在。特にサーシャ・ダブソンとのコーラスは圧巻でした！ライブならではのアレンジもとても新鮮でカッコよかったー。

2024年にリリースされたアルバムからはもちろん、「Sunrise」「Come Away with Me」「Don’t Know Why」と往年のヒット曲もアンコールで演奏してくれ、素晴らしいステージに終始うっとりでした。

今回は撮影録音禁止でしたが、おかげでライブに集中することが出来、魅惑的なノラの歌声を聴き逃すまいと耳を澄ませた時間は、多幸感に包まれたステキな夜となりました♡

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