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実は今回で最終回

最終回【神保町リーマン日記】新米をどう食べるか? それが問題だ

  • LEE編集部

2025.09.26

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LEEMAN DIARY

神保町リーマン日記

新米をどう食べるか? それが問題だ

10年もやっていたこのコーナー、実は今回で最終回。ですが普段どおりに。

ぷー:このコーナー、書き手の私が他部署に異動になりまして、最終回なんですよ。

たけ:120回以上もやってきたんですねー。

ぷー:気づけばね。最後だけど通常営業で、ぜひ新米の話をしたいんですよ。新米っていいよねー。ウキウキしちゃう。おたけはフランスに留学経験もあるし、フランス好きのイメージあるけど、お米はどうなの? やっぱりパン派?

たけ:私、新潟出身ですから。

ぷー:あ、そうだったね!

たけ:ちなみにフランスでもお米作ってて、けっこう食べるんですよ。ごはんとおかずって感じじゃないですけど、煮込みにちょっと添えたりとか。

ぷー:おたけと話してるとフランスの食に詳しくなるね。新潟のお米ってやっぱり違う?

たけ:地元にいる頃はわからなかったんですけど、大学受験で上京したときにお店でごはん食べたら、お米の味が……。

ぷー:そこで、今まで自分がいかにおいしいお米を食べてたか気づいたんだ。

たけ:そうなんです。おいしいお米って冷めると甘さが増して、そっちのほうがおいしいんじゃないかっていうくらいで。うちはおひつがあったので、おひつに移してしばらくおいたごはんも好きでしたね。 

ぷー:うわー、聞いてるだけで腹へってくるわ。新潟だとごはんに何合わせるの?

たけ:村上の伝統的な製法で作る「塩引きザケ」ってあるんですけど、これがけっこう塩辛くて、でもそれがごはんにめちゃくちゃ合うんですよ。

ぷー:絶対最高じゃん。

たけ:あとサケだと「焼き漬け」もうまいんですよね〜。

ぷー:焼き漬け、今月号の特集でも習ったよ(記事はこちら)。新潟の料理なんだよね。さっそく作ったけど、これはいいわ。

たけ:ですよね。サケがとれるのでスジコもよく食べます。スーパーで普通に売ってますし。

ぷー:へー! やっぱり食文化っていろいろだね。おもしろい。

たけ:あとおすすめしたいのが、長岡の「神楽南蛮みそ」です。

ぷー:なにそれ!? (調べる)神楽南蛮って唐辛子の一種で地場野菜なんだ。これも絶対うまいじゃん。お取り寄せしよ。

たけ:おにぎりにするとめちゃくちゃうまいんです。中学高校のときはいっつも食べてました。

ぷー:やっぱり米どころは、合わせるものも豊かだね。

たけ:ぷーすけさんのおすすめの食べ方は?

ぷー:料理家のケンタロウさんに教えてもらったんだけど、冷ややっこをあつあつのごはんにのせて食べる。豆腐とごはんの温度差がいいんだよ。豆腐が淡白だからごはんの味もよくわかるし。あと最近は、ごはんだけがうまいなあって思うよ。ごはんだけで一膳いっちゃう。

たけ:渋いですね。

ぷー:年かもね(笑)。

これをごはんに合わせると最高♡

広告おたけ (31歳)

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広告おたけの実家での一枚

「実家での一枚。これも新潟の郷土料理で、くじら汁(塩漬けにしたくじらの脂身を使う汁物)というのがありまして。冬瓜も入って夏っぽい料理ではあるのですが、ごはんにめちゃくちゃ合います。奥にはサケが山盛り」

副編ぷーすけ(43歳)

副編ぷーすけ(43歳)

副編ぷーすけのおすすめ

「あつあつのごはんに冷ややっこ、これ本当におすすめなんです。ほかに野本やすゆきさんのきゅうりの肉みそそぼろ炒め(レシピはこちら)、今月号で習ったサケの焼き漬け(レシピはこちら)。この後2杯おかわりしました。まだ若いぜ」

またどこかでお会いしましょう ──ぷーすけ、おたけ

こちらは2025年LEE10月号(9/5発売)「神保町リーマン日記」に掲載の記事です。

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LEE編集部 LEE Editors

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