先月行った東京方面への一泊二日の旅。
一日目は、普段の暮らしの中で大切にしたい立ち居振る舞いのレッスンを受講しました。

今回は、立ち居振る舞いのレッスンを受けた感想と、学んで早速取り入れていることを2つお伝えします。

1 今、立ち居振る舞いを学びたい理由

今回レッスンを受けたのはPLUMEの小林君枝さん。イメージコンサルタント、好印象プロデューサーとして、パーソナルカラー診断、顔タイプ／骨格診断、メイクレッスン、マナーや話し方、立ち居振る舞いなど、いくつかのメニューを組み合わせ、お客様の理想を現実のものにするコースを主宰されています。

私がレッスンを受講したいと思ったのは、今年の初めにアップされた先生の Instagram の動画がきっかけです。先生がスマートフォンを持っている姿を、写真家のご友人が、「美しい！」と思わず撮影したとのことですが、スッと伸びた背筋に、両膝から足先まで一直線に整っている姿が美しく、思わず見入ってしまいました。私も無意識の状態で、綺麗な姿勢と所作ができる人になりたい！と強く思ったのです。

実は、20年ほど前に、岡山市にあったマナースクールに通っていた期間がありました。その際は、ホテルのラウンジだったり、フルコースのディナーを想定した場面でのマナーの実践練習が多く、習ったマナーは、日常の暮らしで使うとむしろちょっと浮いてしまうもの、と思っていた気がします。
先生の動画を見て、今学びたいのは、特別な場面で使う立ち居振る舞いではなく、日常の暮らしの中で、自分らしく、かつ、ちょっと自分に自信が持てる立ち居振る舞いだとわかってきました。

レッスンでは、立ち方、座り方など、基本的な所作を教えていただきました。知っていてできていること、忘れていたこと、知らなかったことを発見し、嬉しい学びの時間になりました。
レッスンの中で、すぐに使って実践していることを2点お伝えします。

２　毎日の姿勢チェック

美しい立ち居振る舞いに欠かせない要素の一つは、姿勢。いつでもピンとした背筋が欠かせません。
内側重心を心掛け、耳の穴、肩先、くるぶしが一直線になっていることを意識するとよいのだそう。
先生に立ち姿をチェックしていただくと、私は反り腰気味で、右肩があがっているとのこと。

反り腰気味なのは、ピラティスの先生からも指摘されていること。私の場合、骨盤底筋は鍛えていますが、胸の下の体幹が弱いのが反り腰の原因。ストレッチばかりで鍛えるところまでできてないので、なかなか筋肉が付かないのです。

先生からは、自分の姿勢をチェックする方法を教えていただきました。

毎朝の姿勢のチェック

1：壁を背に立ち、頭が壁に着くように上を向く。つま先はこぶし一つ分開く。

2：後頭部、胸の後ろ、お尻が壁について、腰の後ろに手のひらが入る程度の隙間が空いていればOK。

3：鏡の前では、左右の肩の高さをチェック。

反り腰気味の私は、腰がどうしても壁から離れがち。そして、肩も離れがち。意識していないと、猫背になりがちな姿勢を再認識しているところです。

先生からは、「いつも座った時に離れていた膝と膝も、意識して閉じて座ることを続けていると離れていることが気持ち悪くなりますよ、日々意識を向けていると、それが自分の当たり前になります」と教えていただきました。

無意識とは、何も考えていない状態ではなく、意識し続けたことが自然に体に染み込んだ証で、継続の賜物なのだそうです。

何事も継続ですね。

３　スマートフォンは、胸の高さで持ち、中指で操作すると美しく見え、健康にもよい。

習ってすぐ実践している2点目は、スマートフォンフォンの持ち方です。
人差し指でスマートフォンを操作している私を見て、「スマートフォンは、胸の高さくらいで持ち、中指で操作すると、美しく見えますよ」と、教えていただきました。

姿勢の正し方は、座っている時も前述のとおり。スマホは、うつむき姿勢にならないよう、胸の高さくらいで持つのがポイントです。

頭の位置が下がると、首に4キロの負担がかかり、肩こりや猫背になる原因になるのだそう。片手で操作すると、身体がどうしても片側に傾き、前かがみになりがち。姿勢を正して、美しく見える立ち居振る舞いは、健康にも良く、理にかなっているのだと再認識しました！

レッスンの後は、お茶とお菓子をいただきながら、先生といろんなお話をしました。今、自分が悩んでいることと、同じ経験をされていたりと、重なる部分も多くて嬉しいひとときでした。

君枝先生の立ち居振る舞いを拝見して、相手にも心地よく感じられる雰囲気づくりには、自分自身が気持ちに余裕を持っていることが大切なのだと感じるとともに、先生の心遣いと笑顔に、こんな女性になりたい！と思わずにはいられませんでした。

今回は、日常の暮らしの中で大切にしたい立ち居振る舞いのレッスンを受けた感想と、学んで早速取り入れていることを2つお伝えしました。焦っている時や、無意識の時には、どうしても乱れがちなので、反省しつつ、日々意識を向けることで、気づけばそれが自分の当たり前になるように、継続したいと思います。

ミワコ

48歳 / 岡山県　事務職

家族は、夫、思春期の息子2人（19歳、17歳）。2024年から、自宅の小さな茶室で、茶道をお伝えしています。季節の移り変わりや日々の小さな楽しみを、家族や周りの人と共有して過ごせるよう、暮らしまわりのこと、体や心を整えることが目標です。

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